永遠の幸福マインドで今ココを生きる diary

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活力をもたらすモノは? 新渡戸稲造

『活力をもたらすのは精神である。 新渡戸稲造

植物には活力剤、人間にはエナジードリンクという時代です。

このフレーズを言ったのは、新渡戸稲造5000円札の肖像に採用されていました。
昭和59(1984)年11月1日発行開始 平成19(2007)年4月2日発行停止
参考サイトhttps://www.boj.or.jp/note_tfjgs/note/valid/past_issue/pbn_5000.htm/

江戸に生まれて明治・大正・昭和と活躍し、札幌農学校東京大学を経て、留学をしたり、世界を股にかけて活動し、日本初の農学博士となったのを支えたのは、このフレーズなのですね。

彼自身が、資質にも恵まれて優秀であり、当時の渡航が大変な時期に留学などで、類い希な激動の人生を送ったのだと見受けられます。

チャンスがあってもそれを生かすことにどれだけのエネルギーと努力が必要かは、想像だに及びません。

過労のために、脳神経症を患った病気療養中に「武士道」と著した新渡戸稲造を支えたのは、彼の精神なのでしょうね。

彼の故郷には新渡戸記念館があります。
https://www.city.hanamaki.iwate.jp/bunkasports/bunka/nitobekinenkan/1001975.html

そこを訪ねたときに、スタッフの人が、彼にはお手本がいたと説明してくれました。

同郷の先輩が、新渡戸氏よりも、少し先に留学していたというのです。この先輩の跡をたどるように学んだそうです。

しかし、新渡戸稲造は、英語もドイツ語も堪能になり、国際経験を生かして、大活躍をしました。

彼の経歴を見てみると、ジョンズホプキンス大学に留学をしています。今日でも、この大学の名をよく耳にしますから、その後の活躍と無関係では無いように感じます。

彼は、お手本を生かし、自分に課せられた使命を全うされたのでしょう。

道を切り開く人、その道を踏み固める人、どちらにも強い精神力と活力は必要不可欠ですね。