永遠の幸福マインドで今ココを生きる diary

わかりやすい聖書ガイドヨハネの黙示録発売中。肉体的せかいのおわりを乗りこえる方法 幸福を科学ではなく実感するチャレンジ イエスをメシアと信じることから始まる平安体験の探求と気づきメモ by Davi Blackstone

投影性同一視

ボーダーラインパーソナリティ症の症状のひとつ。
自分自身の良くない気持ちを扱いきれず、他者のものだと考えることを「投影」と呼ぶ。そんな他者に投影した気持ちを、他者そのものと同一視するのが投影性同一視である。
たとえば、人を嫌うこと、人に対して怒ることは不適切だと思っていても、誰かに対して嫌悪感や怒りを抱いてしまうということは誰にでもある。
そのとき、その自分の気持ちを認められず、その気持ちは相手のものだとみなしてしまうのが投影で、さらに「あの人が私を嫌って怒るから、私はしかたなく怒っているし嫌いにもなる」と心の中で無意識に嫌悪や怒りを正当化するようなことが起きるのが投影性同一視というものだ。
「1分で精神症状が学べる304 松崎朝樹著」より

私は、投影性同一視をシンプルにとらえると、「自分の影を他人の影と勘違いして、思い込みで相手を攻撃すること」という理解をしています。

「自分の事は自分が一番知っている」という言葉を聞くことが多くあります。

これは、本当である部分もあり、本当でない部分もあります。

本当である部分は、自分自身の体調や自分が感じて居ることに関しては、その通りです。

でも、その中で、見聞きした情報を引いたり足したりしている事実もあるのです。

それは、無意識の判断です。

それは、自分自身が抱いている自分に対する嫌悪感などです。

それを自己受容するのは、スゴく難しいことなのです。無意識に受け容れ難い事なのです。

それを回避する大胆すぎる行動が、「他人のせいにする」ことです。

そもそも、自分が嫌悪する要素を意識化できていれば、その処理を考えて選択することもできます。

でも、無意識なのだから、どうしようもないのです。

人間は、自分がもう一人いれば千人力だと考える時もあります。

それは、自分が得意とする何かの能力を期待するときです。

でも、その逆の要素であれば、大変困ったことになりかねませんね。

一つの提案をします。

もう一人の自分との対話を通じて、自分の感じていることを整理して、意識化するというモノです。

つまり、他人よりも、もう一人の自分と和解することです。

そうすることによって、冷静に、自分が嫌悪すること、自分が大好きなことなどを意識化して、仲良くなることです。

それにより、他者に対する投影は、より良い反応に変化することが期待できると私は考えています。

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