永遠の幸福マインドで今ココを生きる diary

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人間に興味を持つ存在は? ゲーテ

『人間こそ人間にとって最も興味あるものであり、また、おそらく人間のみが人間に興味を感じさせるものであろう。(ゲーテ)』

人間は、同じように見えるようで、実に十人十色です。

人間は自分のことをそっちのけで、他人に興味を持つ傾向があります。

「人の不幸は蜜の味」などとも言いますが、これがありますから、ゴシップという分野は商売になったのです。近年は、プライバシーの権利が強くなってきたので、以前よりも下火になってきました。有名な人は、少しホッと胸をなで下ろしているのかも知れませんね。

人生には、悩み事が付き物です。それが、自分だけでは無いはずで、誰か同じような悩みを持っていないか探るという興味もありますよね。

髪の毛のことや体毛のことは、どのような事情か気になる話と言うことです。

また、人生経験でも、自分と同じような境遇にいる人がいないかを探したりします。

別の言葉で言うと、人間の生態調査とでも表現した方が分かりやすいですね。

どのような興味にしろ、「同じ種」ならではの共通性や問題の解決方法を探す目的もあると考えています。

服装や宝飾品などの華やかさを求める気持ちは、どこから来るのでしょうか?

それは、純粋に自分自身のためという人は、極少数派のように感じています。

誰かに注目されて、自分の存在価値を認知してもらい、その価値を高めるためと言った方がわかりやすいでしょうか?

その動機は、否定されるモノではなく、尊重されるべきモノだと考えています。しかし、自分に合っているもので装うのが合理的だとは思いますね。

魅力的に見える誰かが、身に付けているものを欲しくなる気持ち、それが、人間の中にはあります。

それは、このフレーズの「人間こそ人間にとって興味がある」という要素なのだと考えています。

ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテJohann Wolfgang von Goethe[注釈 1]、1749年8月28日 - 1832年3月22日[1])は、ドイツの詩人、劇作家、小説家、自然科学者(色彩論、形態学、生物学、地質学、自然哲学、汎神論)、政治家、法律家。ドイツを代表する文豪であり、小説『若きウェルテルの悩み』『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』、叙事詩『ヘルマンとドロテーア』、詩劇『ファウスト』など広い分野で重要な作品を残した。

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「ヴィルヘルム・マイスターの修業時代」(岩波書店)
舞台は十八世紀封建制下のドイツ。一女性との恋に破れ、演劇界に身を投じた主人公ヴィルヘルムは、そこで様々な人生の明暗を体験、運命の浮沈を味わう。ヘルマン・ヘッセトーマス・マンらが範としたドイツ教養小説の代表作。新訳。