『 すべて世にあるもの、すなわち、肉の欲、目の欲、暮らし向きの自慢は、御父から出るものではなく、世から出るものだからです。世と、世の欲は過ぎ去ります。しかし、神のみこころを行う者は永遠に生き続けます。(ヨハネⅠ2:16-17新改訳聖書2017)』
「塔」というと、役割としては電波塔としてとか、展望台としてとか、シンボルとしてとか、様々な用途があります。
しかし、バベルの塔の究極的な目的は、人間の力のみで、天に到達することでした。
その企みは見事に、創造主である神の御手で砕かれました。
それまでは、共通言語として「ヘブル語」が用いられていたようですが、バベルの塔の建設のさなかに、創造主の介入で多言語化され、言葉の障害で乱れが生じて、建設自体が頓挫したのですね。
近年でも、ドバイに超高層ビルがつくられたりしています。
また、宇宙開発という方向性もあります。
アポロ計画に始まり、スペースシャトル計画や宇宙ステーションなども、人の手による創造主の領域へのチャレンジなのかも知れませんね。
さらに、大国は「宇宙軍」の創設を支持したとも伝えられました。
このような流れは、バベルの塔の建設に頓挫した人類のDNAに書き込まれた創造主へのチャレンジ(反抗)のあらわれなのでしょうか?
その根っこは、人の心『…肉の欲、目の欲、暮らし向きの自慢…』にあるようですね。