『人間はあらゆるものを発明することができる、ただし、幸福になる術を除いては。 ナポレオン』
ナポレオンは、4年の士官学校をわずか11ヶ月で卒業するという、特異な存在だったようです。その後の活躍も、既成概念に囚われずに勝利を探求するというスタイルを貫いたイメージがあります。
英雄と持て囃されたナポレオンでしたが、皇帝に上り詰めた後、敗北に至り、流刑されるという浮き沈みの激しい人生をおくりました。
彼の人生が幸福であったかどうかは計りかねますが、戦いが多かったことをイメージすると、幸福感はさほど強く感じていないのかも知れませんね。
このフレーズからは、幸福に対する憧れが伝わってくるように感じます。
あらゆる発明を駆使して、勝利を収めては来たけれど、「幸福になる術」の発明には出会わなかったようですね。
発明とまでは行かなくても、日常の中での些細とも思える幸福感を大切にしたいですね。