いつの時代も、何かにハマる人が、一定数いるように思います。
それは、緩やかなものから、ディープなものまで、「沼」的なものが存在します。
アイドルグループやアニメ作品などから、思想的なものや宗教・オカルト的なものまで様々です。
何かにハマるという自発的な範囲なら、飽きたらやめる事も比較的に簡単なのかも知れません。
でも、なかには、マインドコントロールされるものまであり、それらは、カルトと分類されています。
身近な誰かが、カルトにハマってしまったと言うときの関わり方のヒントが「カルトマーケティング」では、述べられています。
実際には、どの問題をどの様に解決するか? の検討が必要なステップです。
脱カルトを目指す事例を検証していると、大切なポイントがあるようです。
それは、理詰めの説得は失敗する確率が高いのです。
何かを信じるというのは、理屈を超えた領域だからです。
本人も、何かおかしいと感じながら、信じるという選択をしているのです。
また、何らかのカタチで、人質が取られているケース(人やモノや金など)もあります。それは、「信じ続けなければ、家族が酷い目にあう」とか、「破滅する」という脅しがあるのです。
何かを高額で買わせる手法には、遠回しの恐喝的なアプローチもあります。
大切な対象者が、「?」を感じるアプローチを進めることです。
その前に、大切な人に対して、敵対しないことです。友好的なアプローチを保ち、信頼関係を維持する事が大切です。
気が付いたら、預金もタンスもスッカラカンというケースや訳のわからない借金まであったというケースまで、想像もしたくないほどの恐ろしい世界なのです。
相談窓口もありますので、状況を把握して、冷静に判断する手助けにもなるはずです。ご参考に。
法テラス - 霊感商法等対応ダイヤル
https://www.houterasu.or.jp/houterasu_news/ osirase20221114.html
カルト被害相談窓口 心の相談室りんどう
カルト問題キリスト教連絡会