『22:24 怒りっぽい者と交わるな。激しやすい者と一緒に行くな。
22:25 あなたがその道に倣って、自分が罠にかからないために。箴言22:24-25新改訳2017』
怒りの導火線に火をつけられないように気を付けたいものです。
この箴言は、怒りと激すること、それに同調することを戒めています。
自分の怒りがおさまらないときに、周囲の人を巻き込むタイプの人が、見回せばいるものです。
その様なタイプの人との接し方もポイントですね。
また、自分自身の怒りについても、客観的に評価をしておきたいです。
誰でも、正しいとされていることに対して逸脱しているのなら、その人に対して、怒りを覚えるものです。
そこからの対応は、多くの人は、表現しないでしょう。
ごく一部の人は、相手を糾弾するために怒りの表現をする可能性があります。
この行動に、巻き込まれないように注意が必要です。
古来から、怒りの導火線に火をつける扇動的な動きがありました。
不安を過度に煽ったりして、多くの人を焚き付ける試みです。でも、煽る人は影に隠れているケースがほとんどです。
正義感は大切です。でも、むやみに振り回すのは、得策ではない事が多々あります。
時には、返す刀で自分に返ってくることもありますね。
怒りを理性的に抑えて、冷静に不快感を表現する方が、解決の近道かも知れません。
信仰者の特権があります。
自らの怒りを【主】に委ねることができるのです。
これは、「呪いの藁人形を打ち付ける行為」ではありません。
【主】は、やがて、全人類の一人一人の清算をされます。
その時に、私ではなくて、【主】の基準でジャッジしてもらうのです。
もちろん、快適な生活を妨げる事に関しては、怒りを覚えれば、その解決策を考えていく必要はあると考えています。
でも、一番大切なのは、怒りの渦に飲み込まれないことなのです。
それによって、人生が滅茶苦茶にされることがあるのです。
感情表現が豊かであっても、心は冷静でありたいものです。