『17:22 喜んでいる心は健康を良くし、打ちひしがれた霊は骨を枯らす。 箴言17:22新改訳2017』
「顔色が曇る」事があります。
今日は調子が良いとか、イマイチだとか、コンディションを隠していても、周囲の人からは分かってしまうことがあります。
「元気印のあの人が、何か落ち込んでいるようだ」という見え方もありますね。
健康状態と心の状態は、すごく関連が深いと私自身の経験からも感じます。
人間は、経験が増えると、感情の処理にバラエティーが出来てくるのではないでしょうか?
それらを引き出しにしまえるほど、整理整頓できている人は、心の整理整頓もお手のものでしょう。
時には、堪忍袋の緒が切れることもあり、それによって、自分の未熟さから、心にダメージを負うこともあります。
自分が気づかなくても、知らず知らずのうちに、誰かの心に負担をかけてしまう事の方が多いかも知れませんね。
順風満帆の時には、「喜んでいる心は健康を良くし」を満喫できることがあります。
しかし、「打ちひしがれた」時には、ショックのあまり、寝込んでしまうかも知れません。
でも、そのような経験は、骨からも潤いを奪うことがあるようです。
先日、骨密度を測る機会がありましたので、測定してもらったら、5段階の上から2番目でした。そこそこ良好な状態です。
でも、「骨を枯らす」と言うのは、かなり、良くないコンディションだと想像できます。
近年、笑うことで健康を回復できないかという実証実験が進められています。
うつ傾向の人が、笑えるようになると、幾分、コンディションがよくなるというような報告もあります。
作り笑いでも、から元気でも、何らかのマインド転換に寄与するのだそうです。
人生は、楽天的なマインドだけでは乗り切るのが難しそうです。
人間の支えになるのは、自分にとっての「大丈夫」だと考えています。
世の中の支配的感情は、「ここで失敗したら、もう終わり」という崖っぷちの心理的脅迫です。
確かに、危険要素はありますので、それに気を付ける必要はあります。
でも、そこまで、深刻ではないケースがかなりあるはずです。
それらのケースの切り分けをしながら、自分にとっての「大丈夫」の要素を心の中心に置いておきたいものです。
それにより、「骨が枯れる」方向性からは、回避できるのですね。