永遠の幸福マインドで生きる大切さ　ピリピ3:20　使徒の働き17:30-31

『20 しかし、私たちの国籍は天にあります。そこから主イエス・キリストが救い主として来られるのを、私たちは待ち望んでいます。ピリピ3:20新改訳2017』

創造主である神【主】を信じる信仰者の故郷となるのは、肉体の出生地ではなく、天国の都です。そこにこそ、究極の住まいが備えられていると信じているからです。

でも、だからと言って肉体の世界を蔑ろにするという発想はありません。むしろ、肉体の世界での役割をどの様に果たしていくのかという課題を与えられているからです。

その一つは、究極の選択です。これは、創造主である神【主】に対して、どのように応答するのかという人生の宿題です。それぞれの自由意志による決断をするという事です。そのための判断材料は、あらゆる所に啓示されています。自然界を見ると心が穏やかになり、癒やしを体験するのも、それが、人間の魂と同期するからなのかも知れません。

その決断は、誰にも、いかなる存在にも強制されません。自分の自由意志でするのです。

『30 神はそのような無知の時代を見過ごしておられましたが、今はどこででも、すべての人に悔い改めを命じておられます。
31 なぜなら、神は日を定めて、お立てになった一人の方により、義をもってこの世界をさばこうとしておられるからです。神はこの方を死者の中からよみがえらせて、その確証をすべての人にお与えになったのです。」使徒の働き17:30-31新改訳2017』

また、肉体の世界で、自分にできるチャレンジをしていくと言うことです。

「どう生きるか？」という問いかけが、あらゆる所に提示され、自分が煽られていると感じるコトもある世の中です。

「男なら」とか「女なら」とか、さまざまな枠をはめられて、その枠に収まらない状況にイライラしている人も多いと感じます。

しかし、一人の人として、自分を生きていくと、成功よりも失敗を積み重ねて成長していくのではないでしょうか？

「失敗しないように」という親心は、非常に大きなプレッシャーです。そして、不可能な要求の部類だと思います。

子どもがケガをしないようにと願うのは親心ですが、かすり傷の一つもなく成長する人生は、あまり健全とは言い難いのではないでしょうか？

もちろん、いのちに関わること、事前に回避した方が良いリスクを管理することは大切だと考えています。

ある程度のケガや時には骨折なども、人生には付き物です。

それを失敗と捉えるのは、経験値を削ぐことに繋がりかねません。

信仰者にとっては究極的な親という存在の創造主である神【主】は、筋道を備える以外は、ほとんど放任状態です。その時まで、忍耐して、待ち続けているという状況です。

肉体的生命にいる信仰者は、永遠の幸福マインドを確信し、日々、感謝しながら、「今ココ」に励み、エンジョイする事ができると考えています。

刹那的な人生を生きる選択肢も否定しません。でも、永遠の幸福マインドは、ライフスタイルに何らかのプラスになると思いますよ。