Canon税を払い続けた12年間、今までの中では、長持ちをしてくれました。
振り返れば、数年前から手差しトレイにハガキが40枚とあるのが、実際には7枚程度に仕様変更(故障)になっていました。
MP640という機種ですが、複合機でコピーもでき、CDやDVDのラベル印刷もでき、結構、重宝しました。
最近は、PDF化が簡単になったので、印刷枚数も減り、以前よりは稼働率は下がりましたが、それでも大活躍でした。
最後の一年間くらいは、互換インクの実験を試みました。
純正の半額程度のモノを使用しても、トラブルらしいトラブルは感じませんでした。
その次に試したのが「Yuusha」で、若干のエラーは出ましたが、すぐに回復し、問題なく使えていたように感じていたのです。
しかし、ある時に「6C10」というエラーが出て、再起動すると「5100」も合わせて出るようになりました。
「Yuusha」に助けられたのか? 否か?は、確認のしようもありませんね。
カートリッジを変えたり、ヘッドを洗浄したりしましたが、エラーは解消せずにあきらめることにしました。
知り合いに伝えたところ、
「元は取れているだろうけど、愛着が…」
などと、返信がありましたが、本当のところ、「愛着よりも、何とか復帰できないかという執着と未練」がありますね。
今まで、当たり前のように稼働していたプリンタをあきらめて、新しいモノを手配し、設定する非日常がやってきます。
それまで、当たり前だと考えていた日常はもうないのです。
非日常が訪れた今、今までの日常を「有難い」と思い返しています。
新しいプリンタが、手配した翌日に届いたのですが、箱が破れていたので、嫌な予感がしていました。
明るい時にと思って、翌朝、開封したところ、操作をする液晶パネルが割れていました。
交換ですね。
色々、ネタには事欠かない状況です。
果たして、このプリンタは、どれくらい活躍してくれるのでしょう?
楽しみです。