永遠の幸福マインドで今ココを生きる diary

肉体的せかいのおわりを乗りこえる方法 幸福を科学ではなく実感するチャレンジ イエスをメシアと信じることから始まる平安体験の探求と気づきメモ by Davi Blackstone

不満足な人間を生きる

『満足した豚であるよりも不満足な人間の方がよく、満足した愚か者よりも不満足なソクラテスの方がよい。(J・S・ミル【世界の名著49 ベンサム・J・Sミル】)』

『足るを知る』のが成熟した大人だと言われます。

確かに、闇雲にあれも欲しいこれも欲しいと、物欲に振り回される人生はヘトヘトに疲弊しそうですね。

豚と人間とソクラテスの対比が非常にユニークに感じます。

このフレーズから感じる私のイメージです。

不満足は、まだ発展の余地があるという意味のように感じます。

豚の満足は満腹で、人間は満腹だけでなく、他の発展性(思考など)にも目を向けている点が浮かび上がっているように感じます。

不満足というワードは、必ずしもポジティブに響きませんが、満足はしていないという状態を的確に表現しているようですね。

私なりに解釈すると、現状に満足するだけではなく、現状を踏まえて発展の余地を探り続けるというイメージです。

「愚か者」という表現も辛辣ですが、ソクラテスのように常に発展性を求めたという姿勢と比較すると、可能性があるのにその権利を行使しないという事に関して「愚か」という評価なのかも知れませんね。

「不満足」な人間は、可能性に満ちていると言うことになりますね。