◆創造主である神【主】から与えられている祝福について
人間は、与えられている祝福を当たり前だと考えています。それらのものを、創造主である神【主】に感謝することもありません。その祝福が、取り去られた時に、はじめて、わかるのです。それは、第一から第四のラッパの裁きで起きると予告されています。
第一のラッパの裁きに関連するのは、自然界における植物の祝福で、「木の美しさと効用」や「緑の芝生の安らぎ」が含まれています。
第二のラッパの裁きに関連するのは、海の祝福が、「海水が血となる。」、「海に住むものの三分の一が死に絶える。」というカタチで取り去られます。
第三のラッパの裁きに関連するのは、水の祝福で、「水源と川の水が汚染され」、「水が苦くなり、飲むと死をもたらすものとな」るのです。21世紀の今日でも、水の重要性は、ますます認識されつつあります。
第四のラッパの裁きに関連するのは、「光の祝福」についてです。天体は【主】の栄光を表しています(詩19:1~2、ロマ1:20参照)。それらは、第四のラッパが吹かれると覆いがかかるように暗くされるのです。
◆裁きと悔い改めについて
大患難時代における裁きは、時間経過が進むほど厳しくなっていきます。
大患難時代の二つの目的は、①「罪を裁き、地上から一掃すること」、②「罪人を悔い改めに導くこと」です。
創造主である神【主】は、信仰者(クリスチャン)を同じ原則で導いておられます。【主】の訓練が厳しくならない内に、早く悔い改めるのが得策なのです。
◆悔い改めについて…ダビデ王の例を考えてみましょう。
肉体の弱さに陥ったダビデは【主】の訓練を受けたのです。
『32:3 私が黙っていたとき私の骨は疲れきり私は一日中うめきました。32:4 昼も夜も御手が私の上に重くのしかかり骨の髄さえ夏の日照りで乾ききったからです。セラ詩篇32:3~4新改訳2017』
ダビデは、心からの悔い改めによって平安を得る体験をしました。罪を犯さないという意識よりも、罪を犯した後の悔い改めが大切である事の学びの提示なのです。
『51:7 ヒソプで私の罪を除いてください。そうすれば私はきよくなります。私を洗ってください。そうすれば私は雪よりも白くなります。51:8 楽しみと喜びの声を聞かせてください。そうすればあなたが砕かれた骨が喜びます。詩篇51:7~8新改訳2017』
ヨハネの黙示録第8章各節関連箇所一覧
8:1 ハバクク2:20、ゼパニヤ1:7、ゼカリヤ2:13。
8:2 ルカ1:19。黙示録15:1。マタイ24:31、1コリント15:52、1テサロニケ4:16。
8:3 黙示録7:2、ルカ1:11。黙示録6:9。黙示録5:8。黙示録9:13、出エジプト40:5、40:26、1列王7:48、2歴代4:19。
8:4 詩篇141:2。黙示録5:8。
8:5 レビ16:12、民数記16:46、1サムエル2:28。エゼキエル10:2。黙示録4:5、イザヤ29:6。
8:6 黙示録8:2。
8:10 黙示録6:13、9:1、イザヤ14:12。黙示録14:7、16:4。
8:11 申命記29:18、エレミヤ9:15、23:15。
8:12 黙示録6:12-13、伝12:2、イザヤ13:10、ヨエル3:15、マタイ24:29。
8:13 黙示録14:6、19:17。黙示録9:12、11:14、12:12。黙示録3:10。黙示録9:1、9:13、11:15。