『あなたが知恵を得るなら、自分のために知恵を得ることになり、嘲るなら、自分だけが責めを負うことになる。(箴言9:12新改訳2017)』
時として、自分よりも目上の人の老化現象にイライラすることもあるでしょう。
また、幼い子の泣き声や言動にイライラすることもあるでしょう。
でも、自分が来た道、そして、やがて行く道ですね。
自分にとって、実感が持てないだけで、自分が生きてきた道は、多くの人の忍耐で守られてきた一面もありますね。
また、どうしても御利益だけ求めてしまう姿勢から脱却できないのが、人間の性でもありますね。
ついつい、イライラを発散させるために、誰かを嘲るクセがあるなら要注意です。
それは、相手を嘲っているつもりでも、鏡に向かってしていることで、結局、自分自身にブーメランのように返ってくるからです。
また、自己否定をするクセがある人もいますね。気持ちはわかりますが、方向性を変えた方が可能性が広がりますね。
箴言で取り上げられている「知恵」は、その源である創造主である神を知ることですから、その原点を確認することが大切なのです。
その一つは、人間を神にかたどって創造されました。そして、創造されたものは「極めて良かった(創世記1:31)」と記されていることです。
自己否定は、アダムとエバがエデンの園を去るときの要素から引き継がれています。これに対する解決策はすでに提供されていますから、自分に適用して、自己受容・自己肯定へと転換することができますね。
イライラ、自己否定などの負スパイラルループから、本当の知恵によって抜けだしませんか?
そうすることによって、永遠の幸福マインドで生きることができるようになるのですね。