「天は二物を与えず」という言い回しがあります。
でも、社会の中を見回すと「天は二物以上を与える人もいる」と思えてしまうものですね。
美貌と学歴と資産と両方を手中にされている方などが、象徴的ですね。
得意不得意ではなく、当たり前にできてしまうレベルの差があるのだろうと感じています。超一流でなくても、ある程度はできるという評価を得ることもできますね。
そう言う人は、メデイアも社会的成功者としてもてはやす傾向もありますから、なおさらでようね。
しかし、一方、「幸福感」からみると、当事者の実感はどうなのでしょうね。
「器用貧乏」という言い回しもあります。
手先が器用なので、大概のことをそつなくしてしまうために、成長意欲に欠けるとの指摘もあるほどです。
そう言う人は、絞りこむことができないというジレンマを抱えていることもありますね。
現実は、いろいろできなくても、人生の中で、自分にはこれならできるという何かが見つかれば、最高に幸せかも知れませんね。
自分に無い何かを探し続けるよりも、自分の中にある何かを見つけられる人が幸せな人のように思います。