元プロ野球選手で、前人未踏の400勝投手「金やん」こと、金田正一さんは、「筋トレよりも走り込みとケアが大切」だと言っています。
今のアスリートの大半は、筋トレをメインにトレーニングをしているとのことです。
現役当時、筋トレの理論もメソッドもない時代だったのもあるのかもしれませんが、本人曰く「死ぬほどよく走った」のだそうです。
つまり、安定感に欠かせない下半身をつくるのには、走るという基本的な運動が、最大のトレーニングだったそうです。
「筋トレをしていない」というのは、落合博満さんもだそうです。
自分が取り組む競技に不可欠な技術を磨くためにも、下半身の安定は一番大切とのことでした。
プロ野球で活躍するためには、高卒で入った方が大成する可能性が高いというのが、金やんの持論です。「大学を出て、超一流になった選手はいない」とも。
また、筋トレもトレーニングの一つだけれど、その後のケアが非常に大切なのだそうです。
ケアと言えば、歯磨きやお風呂、そして、睡眠が基本のようですね。
とくに、お風呂は免疫力を高めるためには、大変有効なようですね。
金やんは、「…どんなスポーツでも、フィジカルな面だけではなく勝負強さと粘り腰、つまり二枚腰が必要」と指摘しています。
人生という壮大な競技に参加している人間は、粘り腰を獲得するために、歩くか走るで下半身を鍛え、歯磨きをして、お風呂で疲労回復、免疫力アップをしながら、粘り腰を発揮したいですね。