『財産は「資本×投資利益率×期間」の合計だ。つまり、いくらのお金を、どれくらいの利益率で、どれほど長く運用したかで決まる。
1億円貯めたければ、種銭の1000万円を10%の利率で25年間、複利で運用すればいいことになる。あなたが30歳なら、55歳でお金持ちになれるわけだ。お金は君を見ている144pより』
確かに計算上はそうです。
しかし、現実的にその運用が出来るとは限りません。
日本でも、右肩上がりの経済成長の時代がありました。
『郵便局の定額貯金の金利は1974年(昭和49年)9月・10月、1980年(昭和55年)4月14日から11月30日まで過去最高の年8.0%』『定額貯金は半年複利の商品で、利息が利息を生みます。100万円を預け入れると9年目に元利合計が約202万円となる』
預金金利年8%という時代があったのです。記事にあるとおり「9年目で倍になった」のです。
これが、30年続けば、目標達成となるのでしょうか?
金融のカラクリなどもあり、ある程度のリスクをとらないと、まとまった金額は運用できないという現実があります。
これは、水深がわからない、人食いザメがいるかも知れない大海で、丸腰の漁をするようなヤバい行為です。
資産運用というキーワードで、安全資産をリスク資産化させるというコワい流れがあります。
ゼロ金利政策なども、安全資産で防衛したい人たちには、大迷惑なのです。
でも、現実は、リスク資産化させたものを狙うサメ達が跋扈する世の中なのです。
特殊詐欺も大問題です。
宗教系の霊感商法やスピリチュアル系の手口も非常に巧妙です。
あるところからは徴収せず、ないところから搾り取ろうとする、増税をやめない行政機関にも疑問です。
世の中には、検挙されずに、世の中の富を吸い取るようなブラックホールが存在するかのようです。
今までの逆転現象が起き、さら良くなることを願っています。
貯金や投資は、自己責任です。
また、人生の決断も自己責任です。
これを肝に銘じながら、より良い判断をしていきたいと考えています。