永遠の幸福マインドで今ココを生きる diary

肉体的せかいのおわりを乗りこえる方法 幸福を科学ではなく実感するチャレンジ イエスをメシアと信じることから始まる平安体験の探求と気づきメモ by Davi Blackstone

人の運命について イリヤ・エレンブルグ

『人間の運命はすべて、ルールどおり行われるチェスというよりも、むしろ富くじを思い起こさせる。 イリヤ・エレンブルグ『わが回想―人間・歳月・生活』(朝日新聞社)』

「運命」と聞いて、思い浮かぶのはベートーベンです。

「じゃじゃジャジャーン」と言われますが、あるマエストロに言わせると「んじゃじゃジャジャーン」なのだそうです。

そもそも、運命とは?

うん‐めい【運命】 の解説
1 人間の意志を超越して人に幸、不幸を与える力。また、その力によってめぐってくる幸、不幸のめぐりあわせ。運。「—のなせる業」「—をたどる」
2 将来の成り行き。今後どのようになるかということ。「国家の—」
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E9%81%8B%E5%91%BD/

などと、解説されています。

自分では、コントロールできない部類のチカラという理解が近いと考えています。

冒頭のフレーズでは、「富くじを思い起こさせる」と締めくくっています。

確かに、「ルールどおり行われるチェス」は、練習もシミュレーションも可能ですよね。

チェスには、ある程度、自分の努力などによって習熟できる要素があります。

これに対して、「運命」には、自分の努力を織り込ませる要素が見当たりません。

だからと言って、人生のすべてを運任せにするというのも、どこか投げやりなイメージですね。

そこの所のバランスを考えると、運次第という要素もあるけれど、自分自身でできる努力をするという基本姿勢が必要だと考えています。

それにより、運を呼び込める要素が拡大する可能性もあると思うのです。

北海道の海岸線には、わかめ昆布が多く漂着すると聞きます。

その道のベテランは、お金が落ちていると言い、一心不乱に拾い集めて、天日干しをして、販売に備えるのだそうです。

その様な類いの日常の努力があってこそ、何かの運と縁を結ぶコトになるのかも知れませんね。


イリヤ・グリゴーリエヴィチ・エレンブルグ[注釈 1](ロシア語:Илья́ Григо́рьевич Эренбу́рг、1891年1月26日 - 1967年8月31日)は、ソ連の作家。
略歴
ユダヤ人技師の子としてロシア帝国時代のウクライナのキーウで生まれた。モスクワの第1中学に入学するが、1906年に15歳でボリシェヴィキの地下運動に参加し、中学から放校処分を受ける。1909年にフランスに亡命して神秘主義・耽美主義の影響を受ける。1917年の革命に際して帰国し、各地を放浪ののち演劇の仕事や文学の講義をしていたが、1921年に芸術派遣員として国外に去り、作品を書いてソ連邦の出版物に掲載しはじめた。

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