クリスマスおめでとうございます。12月25日は、イエスの誕生日ではなく、それをお祝いする日です。不思議な話ですが、これが、キリスト教がローマ帝国の国教になってから続いているのです。
クリスチャンでなくても、「メリークリスマス」なんて言っていますよね。それだけ「めでたい日」なんですから仕方がありません。ここ数年、街中には、10月の末くらいから、クリスマスの雰囲気が出ています。
年中、クリスマスだと思っている私からすれば不思議でも何でも無いです。
それは、全人類に関係することだからです。人間のDNAレベルで反応するようになっているかのように感じるのは私だけでしょうか?
前人未踏の領域にいる将棋界の八冠にあやかって、説明を試みます。
「この勝負はいただいた」という局面があるとします。そもそも、勝負は終局するまで誰にも分かりません。シナリオがある場合、プランの上では、勝敗は決まっていても、それを知る人は、ほとんどいない状態からスタートします。局面が進むにつれて、少しずつ、どちらが優勢か?の判断材料が表面化してきます。そして、どちらかが「負けました」と投了したときに、決まるのです。コンピューターの普及に従って、その先をシュミュレートする速度が飛躍的に速くなり、その盤面における優位性を数値化できるようになりました。しかし、元八冠の藤井聡太さんは、何度も局面をひっくり返してきました。定石と言われるものを疑う時代に突入しているようです。
初めてのクリスマスの日に、喜びを味わった人たち、それに驚愕した人たちがいました。喜びを実感したのは、ベツレヘムの羊飼いたちが最初です。その当時の信仰者も衝撃的な喜びを爆発させています。一方、驚愕した人あるいは存在は、当時の王や祭司長・学者たちの権力者と、その背後にいたサタンです。
クリスマスの主役は、幼子イエスの誕生です。それは、旧約聖書のはじめの創世記に預言されていたことの成就です。
その事実は、エデンの園で人間を欺き、空中の権を手中にしているサタン(悪魔)にとって衝撃的でした。自分が優位に立っていると思い込んでいたのですが、いよいよ自分の頭が砕かれるのが現実味を帯びてきたからです。
サタンは、人間に罪を犯させるように誘い、それが、肉体的生命で連鎖するように企てて実行しました。それが、蛇の化身として行った植物の園エデンでの所業でした。
そもそも、宝石の園エデンで天使長だったサタンが、創造主である神【主】に追放された段階で、勝ち目がないことは察していてもよさそうなものですが、執念というか、相当な粘り強さを持っていますね。
聖書に記されている事をたどっていけば、【主】の完全勝利は、未来完了形で確定事項です。
でも、執念でそれを阻止しようとしているのがサタンです。イエスの誕生の後に、ベツレヘム周辺の2才以下の男児を殺害する命令を出したのはヘロデ大王でしたが、その背後にいたのはサタンです。
このイエスが、100%の義人として、罪を犯さず十字架で死刑にされれば、勝利が確定するのです。
キリスト教のお祝いは、クリスマス、イースター(復活祭)、そして、ペンテコステ(聖霊降臨)です。
紛争が絶えない世の中ですが、その背後には、人間の理解を超えた「未来完了形の勝ち確定」の【主】のプランが実行されていること、サタンに感化された勢力のなりふり構わない抵抗が今後も続くのですね。
そして、21世紀、ますます終局に近づいています。備えがある人は感謝の日々です。備えがない人は何らかの対策をオススメします。
クリスマスプレゼント
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