『3 恵みとまことがあなたを捨てないようにせよ。それをあなたの首に結び、心の板に書き記せ。
4 神と人の前に好意を得、聡明であれ。 箴言3:3-4新改訳2017』
「聡明」と聞けば、一つの憧れでもあります。
エデンの園で、エバが蛇に化身したサタンに囁かれたのが、この類いのワードでした。
人間にとっては、非常に魅力的なワードです。
また、「人の前に好意を得」とあるのは、嫌われたくない人間にとっては、悩みのタネでもあります。これも、順序を間違うと本末転倒になることもありますからご用心ですね。
「恵みとまこと」が大切だと記されています。
これは、何でしょうか?
「恵み」は、【主】の完全な愛に裏打ちされた一方的なあなたへのギフトです。
「まこと」は、嘘偽りのない真理です。これが、あなたに解放と自由を提供するのです。
『17 律法はモーセによって与えられ、恵みとまことはイエス・キリストによって実現したからである。ヨハネ1:17新改訳2017』
旧約時代から、予告されていた「恵みとまこと」は、イエス・キリストの地上への来臨で実現し、人間があらゆる努力を尽くしても逃れられない束縛からの解放を確立されたのです。
つまり、これを「首に結び、心の板に書き記せ。」とあるのは、これが大切なことだからです。
絶対に忘れることがないように、身に付けておくことを勧められているのです。
『18 というのは、不義によって真理を阻んでいる人々のあらゆる不敬虔と不義に対して、神の怒りが天から啓示されているからです。 ロマ1:18新改訳2017』
しかし、これを忘れてしまうと、不義に陥り、それが神の怒りを招くと警告もされています。
それは、人生のあらゆる局面で支えとなり、助けとなる要素です。
決して、あなたの人生を引き下げるモノではありません。
「恵みとまこと」を意識し、忘れない生活を心がけたいですね。