『牛がいなければ飼い葉桶は清潔だが 豊作をもたらすのは牛の力。(箴言14:4新共同訳)』
肥沃な三角地帯では、農耕に大活躍したのが牛でした。
今のような、農業機械がなかった時代ですから、人海戦術や家畜のチカラを借りる知恵が大切だったのですね。
確かに牛がいなければエサも入りませんから飼い葉桶もキレイなままです。
しかし、牛一頭のチカラは、人間の耕す能力に比較すると大きな開きがあることは明らかです。
牛によって、より大きな範囲を耕すことができ、大きな収穫を得ることができたのですね。
牛を神と崇拝する地域もありますから、牛の力は人間にそのようにさせてしまうほど多様なのかも知れませんね。
ネコならば、「ネズミを捕まえるのが良いネコ」というフレーズもありますからね。
それぞれに、存在価値があるのですね。