永遠の幸福マインドで今ココを生きる diary

肉体的せかいのおわりを乗りこえる方法 幸福を科学ではなく実感するチャレンジ イエスをメシアと信じることから始まる平安体験の探求と気づきメモ by Davi Blackstone

思想家と芸術家の共通点 トルストイ

『犠牲と苦悩、これらが思想家と芸術家の運命である。 トルストイ「芸術とはどういうものか」(至誠堂)』

このフレーズは、トルストイ自身の葛藤から出てきたもののように感じます。

それは、彼自身が思想家であり、表現者だったからです。

また、非暴力主義者という立ち位置は、貫くにも並大抵の努力を必要としたのではないかと推察します。

日本でも、トルストイの影響を受けた人が、数々見受けられ、賀川豊彦もその一人とされています。

さて、このフレーズの「犠牲と苦悩」という言葉に凝縮された要素は、非常に重たく感じます。

何かを生み出す過程で、葛藤は付き物です。

また、様々な障壁も出てきます。

犠牲とは、一心不乱に打ち込めば、周囲のことなどに関心を払えずに、孤立する懸念もあります。何よりも、何を捨てても、芸術に、あるいは、創作に向き合うという意志を持ち、その覚悟が必要というコトでしょうか。

苦悩とは、どのように表現するかなども含めて、その悩みは尽きることが無いでしょうね。

想像を絶するほどの経験を当事者はしているのでしょうけれど、それらは、読者には伝わってこないのかも知れませんね。

また、「運命」という言葉を使っているのは気になります。

運命とは、自分の努力では変えられない領域を感じさせるからです。

凡人を自認する人は、才能に恵まれている人を羨む気持ちを持ちます。

でも、才能に恵まれている人の心中を計り知ることはできないのですね。

才能がある故の葛藤もあるのではないでしょうか?

これは、持てるものの悩みですね。


レフ・ニコラエヴィチ・トルストイ(露: Лев Николаевич Толстой [ˈlʲef nʲɪkɐˈla(j)ɪvʲɪtɕ tɐlˈstoj] ( 音声ファイル), ラテン文字表記:Lev Nikolayevich Tolstoy, 1828年9月9日〔ユリウス暦8月28日〕 - 1910年11月20日ユリウス暦11月7日〕)は、帝政ロシアの小説家、思想家。
フョードル・ドストエフスキーイワン・ツルゲーネフと並び、19世紀ロシア文学を代表する文豪。他の同姓の人物と区別して「大トルストイ」と呼ぶこともあるが、単にトルストイと表記した場合でも、レフ・トルストイを指すことが多い。
英語では名はレオ(Leo)とされる[注釈 1]。
代表作に『戦争と平和』『アンナ・カレーニナ』『復活』など。文学のみならず、政治・社会にも大きな影響を与えた。非暴力主義者としても知られる。

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