「DVD」のことを「でーぶいでー」などと言うのは、わざとなのか? それとも、本当に発音ができないのか?
などと、ツッコミがある通販業界ですが、「その商魂はすさましいな」という意図を感じています。
専用のチャンネルを持つ通販業者もいます。
一日中、あちらでも、コチラでも、「コレがイイ」とオススメがリビングに溢れてきます。
カメラ店を経営していた人が、ラジオで、その商品について詳しく説明していた声が、まだ耳に残っています。その人が、メディアを多展開し、後進を育てて、創業から一代で、大きな事業に育て上げました。
10万台単位のOEMオリジナル商品を買い取り、それを販売しているようです。
その説明は、丁寧で、ツイツイ使ってみたくなり、危うく電話をかけそうになる誘導が巧みだと感じます。
ユーザーが使用するシーンを想定して、どのように使ったらメリットを感じられるかを実演してみせるのですから、説得力がハンパない訳です。
その商品についての情報を、余すことなく伝えきる意思を感じます。
また、その方法もだんだん伝わりやすくなっているのではないでしょうか?
そのうち、ニオイなども伝える技術が出てくるかも知れませんね。
それに加えて、下取りや分割払いなどの提案もあり、買えない、買わない理由は、どんどん潰されていくのです。
一方、インターネット通販も定着し、多くの業者がしのぎを削っています。
価格の比較も可能ですから、ユーザーは、自分のニーズに合わせて、購入を検討する事ができるのです。
しかし、そこに、闇もあります。
表示の写真と異なる形状や、表示と異なる素材を使用していたりなど、私も経験があります。
出品業者が、適切に対応しないケースもあり、そのサイトの管理者に連絡してキャンセルをした事もあります。
銅器を購入したつもりが、ステンレス製のものでした。
磁石はくっつかないのですが、比重が違うので、そこを伝えて事なきを得ました。
サイトの管理者には、出品者の教育をしてほしいと思います。
ユーザーサイドに、安価なものなどの選択肢が増えるのは大歓迎ですが、キャンセルや返品まで、明確な方法を提示してもらいたいです。
それでも、懲りずに通販は利用するつもりです。
あらゆることに、注意しながらですが。