永遠の幸福マインドで今ココを生きる diary

肉体的せかいのおわりを乗りこえる方法 幸福を科学ではなく実感するチャレンジ イエスをメシアと信じることから始まる平安体験の探求と気づきメモ by Davi Blackstone

勇敢になるメカニズム アリストテレス

『ハープを演奏することによってハープ奏者になる。それと同じように、私たちは正しい行いをすることによって正しい人間になり、自らを律することによって自制心が身につき、勇気ある行動をとることによって勇敢になる。 アリストテレス『ニコマコス倫理学』(岩波書店)』

勇敢になるというと、今の時代には、アニメのヒーローをイメージする人が多いのかも知れません。

でも、勇敢になるためのステップがあることを、このフレーズは記しています。

ハープ奏者になるのは難しくなく、ハープを演奏すればなれるというのは、単純明快です。

でも、その先は、なかなかハードルが高そうですね。

「正しい行い」
「正しい人間」
「自制心」
「勇気ある行動」

などが並べられてありますが、「良心」に従って、「正しい行い」をすることが、「正しい人間」に向かう方向性と記されます。

この正しいかどうかを、誰が決めるのかと言うのが課題ですね。

これには、試行錯誤や吟味が必要になるでしょう。

自らを律することが自制心に繋がるとされていますが、自分自身ほど、律しがたい存在であるコトに気づかされることでしょうね。

そして、勇気ある行動と記されている事が、最後で最大のハードルのように感じます。

その背後にある正義感が空回りしそうだからです。

これは、自らが無傷でいることを願うならば、次の一歩が出にくいかも知れません。

でも、踏み込みすぎては、命を落とす危険もあります。

生きていく事への忠実さや真剣さが求められるのが、正義のヒーロー像です。

さて、どのようなヒーローが登場するかを楽しみに待ちたいと思います。

 

アリストテレスアリストテレース、古希: Ἀριστοτέλης[注釈 1]、羅: Aristotelēs、前384年 - 前322年[1])は、古代ギリシアの哲学者である。
プラトンの弟子であり、ソクラテスプラトンとともに、しばしば西洋最大の哲学者の一人とされる。知的探求つまり科学的な探求全般を指した当時の哲学を、倫理学、自然科学を始めとした学問として分類し、それらの体系を築いた業績から「万学の祖」とも呼ばれる[2]。特に動物に関する体系的な研究は古代世界では東西に類を見ない。様々な著書を残し、イスラーム哲学や中世スコラ学、さらには近代哲学・論理学に多大な影響を与えた。また、マケドニアアレクサンドロス3世(通称アレクサンドロス大王)の家庭教師であったことでも知られる。
アリストテレスは、人間の本性が「知を愛する」ことにあると考えた。ギリシャ語ではこれをフィロソフィア[注釈 2]と呼ぶ。フィロは「愛する」、ソフィアは「知」を意味する。この言葉がヨーロッパの各国の言語で「哲学」を意味する言葉の語源となった。

ja.wikipedia.org