私は、宗教2世で、キリスト教プロテスタントのディスペンセーションを勉強し、自分なりの信仰を育んでいます。そして、その内容をシェアしています。
これは、私にとってライフワークです。
協力や援助をして下さる方々と共に、信仰の真髄を共有しています。
人間は「信仰があるから何でも思い通りになる」と考えたいですが、それは、何とも本末転倒です。
人間は「創造主である神【主】の義と愛を受け入れて、永遠の幸福マインドで生きられるから、それぞれのチャレンジに集中できる」という考え方を共有しています。
宗教のニーズは何でしょうか?
所属感? 御利益? お祓い?
自己実現のため?
良縁成就?
人間の求めは、人の数以上にありますから、それらが叶えられたら、その人は嬉しいでしょうね。でも、現実は、なかなかそうならないのです。
「夢は必ず叶う」と叫ぶ、自己啓発セミナーもありますが、「DREAMS COME TRUE」の中村正人氏は、このグループ名を使うのはできれば避けたかったと言っています。その理由は、「夢が叶わないことも多いから」だそうです。
なかなか叶わない夢や希望を抱えながら生きている人間は、何かを支えに頑張り続けるのでしょうか?
私は、自分自身の信仰だと考えています。また、賛同者の支えも家族の支えも、大きな力ですね。
でも、現実は多くの人が、助けを求めた宗教団体に食い物にされているのです。
そのような現状を打開するために、「大事なのは受け皿」と言われております。
私もその通りだと思います。
「やめても大丈夫だ、もっと幸せになれる」、という家庭や社会の居場所を作っておかなきゃいけないですね。
それができていないのに、やめさせようと説得すると、余計にまずいことになることが多いんです。こじれますね。
その受け皿と自己確立できるマインド設定も合わせて必要なのだと考えています。
本当の意味での「駆け込み寺」がニーズとしてあるのですね。
参考資料:宗教2世 荻上チキ編著