永遠の幸福マインドで今ココを生きる diary

肉体的せかいのおわりを乗りこえる方法 幸福を科学ではなく実感するチャレンジ イエスをメシアと信じることから始まる平安体験の探求と気づきメモ by Davi Blackstone

宗教的支配者=ニセ預言者の登場 ヨハネの黙示録13:11-18

『11 また私は、別の獣が地から上って来るのを見た。それは、子羊の角に似た二本の角を持ち、竜が語るように語っていた。
12 この獣は、最初の獣が持っていたすべての権威を、その獣の前で働かせた。また、地と地に住む者たちに、致命的な傷が治った最初の獣を拝ませた。
13 また、大きなしるしを行い、人々の前で火を天から地に降らせることさえした。
14 また、この獣は、あの獣の前で行うことが許されたしるしによって、地に住む者たちを惑わし、剣の傷を受けながらも生き返ったあの獣の像を造るように、地に住む者たちに命じた。
15 それから、その獣の像に息を吹き込んで、獣の像がものを言うことさえできるようにし、また、その像を拝まない者たちをみな殺すようにした。
16 また獣は、すべての者に、すなわち、小さい者にも大きい者にも、富んでいる者にも貧しい者にも、自由人にも奴隷にも、その右の手あるいは額に刻印を受けさせた。
17 また、その刻印を持っている者以外は、だれも物を売り買いできないようにした。刻印とは、あの獣の名、またはその名が表す数字である。
18 ここに、知恵が必要である。思慮ある者はその獣の数字を数えなさい。それは人間を表す数字であるから。その数字は六百六十六である。 ヨハネの黙示録13:11-18 新改訳2017』

大患難時代の中間期から後半にかけて、「偽の三位一体」が登場して人類を大いに惑わします。
・12章でサタンが登場し、「偽の父なる神」になります。
・13章前半で反キリストが登場し、「偽の子なる神」になります。
・13章後半で偽預言者が登場し、「偽の聖霊なる神」になります。

ここでは、ニセ預言者について取り上げます。

このヨハネの黙示録13章に登場する偽預言者は、究極の偽預言者です。

「もう一匹の獣」(新改訳)(新共同訳)、「ほかの獣」(口語訳)と記されているのは、「アロス」(ギリシア語)が用いられているので、同じ性質を持った別のもの(存在)を意味します。

つまり、反キリストと偽預言者と同じ性質を持っていて、ともに「獣」と呼ばれます。

ヨハネの黙示録には、偽預言者という言葉が3度出て来ます(黙16:13、19:20、20:10)。

「地から上って来た」とあるのは、「聖霊は、天から下って来られる。」ことに対して「偽預言者は、地から上って来る。」ことを表現しています。

「それには小羊のような二本の角があり、」とあるのは、反キリストが、政治的、経済的支配者であるのに対して、偽預言者は、宗教的支配者で、反キリストを支援する立場です。「小羊のような」と表現されているのは、宗教的支配者を暗示しています。ヨハネの黙示録の中で、小羊がキリスト以外の人物を指すのは、ここだけなのです。

「竜のようにものを言った」反キリストと同じように、偽預言者も竜(サタン)によって力を受けていて、見かけは小羊のようであっても、その性質は竜のようなのです。反キリストと協力して、3年半の間、地上に患難をもたらします。偽預言者は、優れたコミュニケーターであり、説得力があり、嘘を真実と思い込ませることに巧みです。

反キリストと偽預言者の力は、サタンから与えられたもので、偽預言者は、反キリストの代弁者として語り、行動します。偽預言者の活動のゴールは、人々に反キリストを礼拝させることです。反キリストは、復活します。偽預言者は、地に住む人々に復活した反キリストを拝ませます。偽預言者たちは、人々に神以外のものを礼拝させるために活動します。

預言者は、大きなしるし(複数形)を次々に行います。

天から地に火を降らせることは、大きなしるしのひとつです。

「天からの火」といえば、ソドムとゴモラ、エジプト、カルメル山などは、神の裁きを通じて、権威を示すしるしでした。

預言者は、しるしをもって地上に住む人々を惑わします。「惑わす」とは、真理から遠ざけ、誤った教理に導く、などの行為です。

預言者の背後にいるサタンは、もともと噓つきです(ヨハネ8:44)。また、反キリストは神殿の座に着く(2テサロニケ2:4)とパウロは記しています。

預言者は、反キリストの像(エルサレムにいない時の礼拝の対象)をつくるように人々に命じます。反キリストは偏在ができません。人々は、「しるし」によって洗脳されているので、喜んでその像をつくります。そして、この像は、大患難時代の中間期に神殿に安置され、1290日の間そこに留まることになるのです(ダニエル12:11、マタイ24:15-16)。

預言者は、反キリストの像に超自然的な力を与えるようです。ロボットのようなものが喋るのではなく、それ以上の超自然的に不思議なことが起こるでしょう。旧約聖書では、偶像は喋らないものとされていました。

預言者は、その像に息を吹き込みます。いのちを与えたのではなく、息を吹き込んだだけなのですが、創造主の真似事をするのです。

その結果、獣がものを言うようになり、それを見て、人々は像が生きているかのように錯覚した。これも惑わしなのです。偽預言者のゴールは、人々に反キリストを礼拝させることでです。反キリストを神と認めない者は、この像を拝まない者は、みな殺されます。

大患難時代には2種類の印があります。
・額に印を押された144,000人のユダヤ人たち(黙7:2~4) 「守りのしるし」
・反キリストの刻印を右の手か額かに受けた人々

聖霊は、信じた者に「聖霊の証印」を押してくださいます。それは、所有権の印になります。

それに対して、反キリストの刻印は、神の印のパロディのようです。偽預言者(偽の聖霊)は、偽の証印(獣の刻印)を押します。これも、所有権の印になります。

この「反キリストの刻印」を受けると「反キリストへの従順を表明した」ことになります。経済活動が許され(一時的)、生きることが許されるために仕方なく受ける人も受けたことに差異はありません。それは、同時に神の怒りを受けることになってしまうのです。

ヨハネの黙示録14:9-11には、これに関する警告があります。

その刻印は、「獣の名(反キリストの名前をヘブル語で積算…666)」であり、全員が同じ「しるし」を身に受け、経済活動をするための許可証となります。

「ここに知恵がある」と記されているのは、反キリストが登場した時に、それを見分けるためには知恵がいると言うことなのです。

今までも、似たような試みがくり返し実験されていますが、この時には、逃れようもないガチガチのシステムなのでしょうね。

この印を受けるかどうかは、命がけの選択ですが、永遠の差になりますので、慎重に判断した方がよろしいでしょう。

イスラエルユダヤ)人ならば、ボツラ(ペトラ)に逃れ場があるとされています。または、殉教しても永遠の生命を得られるという選択肢もあります。

くれぐれも、賢明なご判断をなさいますようにオススメいたします。

大患難期の前に、ここを読んでいるあなたは、福音の三要素を受け入れることによって、回避することができます。

人生には、多くのチャンスがあるのですね。