デスクトップという言葉が一般的になったのは、パソコンが普及してきた頃からですね。
パソコンに「デスクトップ」というフォルダができたからでしょう。
そこは、分かりやすいようにソフトウエアのショートカットを貼り付けたり、忘れないように作業中のファイルを貼り付けたりする人が多かったのです。
ここは、パソコンを立ち上げた時に、表示される画面なので、あまり沢山貼り付けられていると乱雑になると指摘されていました。また、「非表示」という裏技もあったので、表面上は覆い隠すこともできたのです。私は非表示派です。
パソコン内のファイルも多くが、行方不明になっていきます。特に、画像はタグや分類をしておかないと、順番に見て確認するなどしなくてはなりませんので、悩みが付き物です。
日本では、「机の上が汚いと…○○だ」などと、さんざん言われていました。
机の上がスッキリしていると何かと効率は上がります。
それは、その場所を片付けなくても、すぐに必要なアイテムを揃えれば、作業が開始できるからです。
そういうことは分かっているつもりでも、いくつかを並行作業しているとついつい置き去りになるものが出てきます。読みかけの本であったり、何らかの資料であったり、工具なども散乱状態だったりします。
でも、一番困るのが、中途半端に移動することです。次の作業をするのに邪魔になるから、脇に追いやったり、どこかにしまい込んだりする事によって、「あれはどこに???」と探す無駄な時間が出てきます。
さらに、自分ではない誰かが、移動させたとなれば尚更です。
あえて、言い訳をすれば、散乱の山はそこにあるという消極的な選択なのです。
つまり、アイテムの居場所がないことが問題の一つなのですね。
それが、アイテムを移動することを躊躇させ、消極的な選択に至る要素でもあるのです。
結局、収める場所のアドレスを決めてあげるのが、一番、人にとっても、効率にとっても、アイテムにとってもベストなのですね。
これを目標に、身の回りの改善に取り組みたいと考えています。
身だしなみも、部屋の状態も、机の上の状態も、心理状態を繁栄していると言われます。
言い訳をし出せば、次から次へと言葉が出るのに、それだけのエネルギーを改善に向けられないのはモッタイナイですね。
机の上が汚いと人に責められ、自分自身を責めるよりも、先に取り組める事があるのですね。
自分自身が見る必要がある方向を向き、必要なコトにエネルギーを注ぐ習慣を育んで行きたいと考えています。