『21 わが子よ、見失ってはならない。知性と思慮をよく見守れ。22 それらは、たましいのいのちとなり、あなたの首に麗しさを添える。(箴言3:21-22新改訳2017)』
人間は、外見に拘りすぎると、空虚感が漂う時があります。
実際は逆なのかも知れません。
内面に隙間風が吹いているからこそ、高価なブランド物を鎧(よろい)にしてしまうのかも知れません。
もちろん、見た目は信用のバロメータとして大切です。不衛生な格好は信用を毀損する事になりかねません。
でも、飾りたてれば、装飾品によって注目を集められるのかも知れませんが、実体と外見のギャップに苦しむのは、誰よりも自分自身なのかも知れません。
この箴言には、信頼を得るために大切な事について記されています。
それは、「知性」と「思慮」です。つまり、人間が創造されて備わっているものと考えられます。
本来の自分が、自分自身にとって、直視し難いと感じても、一度は観察してみると、それにたどり着くかも知れません。
それは、「たましいのいのち」になるからです。
また、どうも見当たらないと感じた時には、創造主である神【主】から供給されるエネルギーにより得られるのです。
その「知性」と「思慮」こそ、自分自身を支える重要な要素であり、内面だけではなく、「首の麗しさ」として表れると記されています。
それこそ、目が眩むような人造の首飾りよりも魅力的なものです。
この世の中には、何も持たないようでも魅力的な人が存在します。そのような人は、内面に「知性」と「思慮」を備えているのでしょうね。
まず、自分自身のマインドを確認する事が、「麗しい首飾り」を常備するために大切な要素です。
自己評価や他者評価に苦しむ事が無いように、創造主である神【主】は、一人一人に必要な「知性」と「思慮」を備えられているのですからね。