永遠の幸福マインドで今ココを生きる diary

肉体的せかいのおわりを乗りこえる方法 幸福を科学ではなく実感するチャレンジ イエスをメシアと信じることから始まる平安体験の探求と気づきメモ by Davi Blackstone

沈黙から何を感じ取るか?

原作遠藤周作氏 映画『沈黙‐サイレンス‐』があります。

内容は、見ていると胸を締め付けられるようなシーンの連続です。

そこで、繰り広げられているやり取りから受けるイメージは、【主】とサタンの狭間で生かされている人間がもがき苦しんでいるように感じられます。

人間も、迫害する側と迫害され殉教に追いやられる側、そして、為す術なく傍観する人たちにわかれます。

そのような光景が繰り広げられる中で、【主】は沈黙されているというストーリーです。

誰でも、棄教する人を非難や批判できる立場にはいないはずですが、実際には、殉教者に対する賞賛や影口、棄教者に対する悪口などがあります。

すべて、わが身に照らして、胸に手を当てて熟慮する必要がある重要なテーマです。

「シーン」とした「沈黙」が苦手という話をよく耳にします。

一番、頼りにしていた存在に「沈黙」されると、なおさら心細くなってしまいます。

この映画で描かれているのは、信仰の本質を問う残酷な一面も感じます。イエス・キリストが十字架に架かられる前に、3度否んだペテロが復活後のイエス・キリストに「我を愛するか」と問われているようなイメージですね。

殉教者は、肉体的生命を奪われましたが、永遠なる生命に入る究極的な勝利がもたらされました。

迫害をした側については、どうなるのかという興味もあると思います。

それは、【主】が定めた間に、福音の三要素を受け入れて回心をしなければ、大変な事になります。

人間には、回心のチャンスが与えられているというのが、「【主】の愛」の懐が深い所ですね。

回心を拒絶した人の結末は、7/31の記事をご覧になってください。

 

『沈黙』(ちんもく)は、遠藤周作が17世紀の日本の史実・歴史文書に基づいて創作した歴史小説。1966年に書き下ろされ、新潮社から出版された。江戸時代初期のキリシタン弾圧の渦中に置かれたポルトガル人の司祭を通じて、神と信仰の意義を命題に描いた。第2回谷崎潤一郎賞受賞作。この小説で遠藤が到達した「弱者の神」「同伴者イエス」という考えは、その後の『死海のほとり』『侍』『深い河』といった小説で繰り返し描かれる主題となった。世界中で13か国語に翻訳され、グレアム・グリーンをして「遠藤は20世紀のキリスト教文学で最も重要な作家である」と言わしめたのを始め、戦後日本文学の代表作として高く評価される。

沈黙 (遠藤周作) - Wikipedia

映画『沈黙‐サイレンス‐』公式サイト

chinmoku.jp