『簡単ではないこともあるが、君にはできる。世界は君のものなのだから。 ジョージ・ハーマン "ベーブ"ルース』
大リーガーエンゼルスの大谷翔平選手は、「ビッグフライ!オオタニサン!」として、また、ベーブルース以来の二刀流として、米国のみならず、全世界から注目を集めています。
「二刀流?そんなの無理」と言うのが、今のプロ野球界の常識のようです。
しかし、大谷選手が活躍できている現状は、業界非常識レベルの一大事なのかも知れません。
どれくらいの期間、活躍できるのか楽しみにしている人も多いでしょうね。
私は、できるだけ長く活躍してくれる事を、本人の承諾もなく、親のような心境で願い、見守っています。
人を励ますのに、「やればきっとできるよ」などと言います。
でも、現実的には違和感があると、断捨離のやましたひでこさんは指摘していました。
実際は、「やったらできた」ではないかとのお話しでした。
確かに、どのように取り組めばどうなるかというのは、単なる一例であって、他の人がマネをしても、同じ結果になる事がないケースが多いというのが現実です。
別な言い方をすると、「人生には絶対的な正解がない」という事なのですね。
自分がどう生きるのか、自分で考えて行動をし、自己責任の範囲を明確に出来るかなどがあります。
家族や環境の中での制約もありますが、その中でも、自分が主体的に生きているという実感を持てるかが、幸福度にも大きな影響を及ぼしそうです。
良く出来る人と同じ事は出来ないかも知れませんが、自分に出来る事に主体的に取り組む姿勢が大切だと私は考えています。
確かに、何かに取り組む事は簡単ではない事が大半です。
でも、「自分が主体的に何かに取り組みつつ、生きられる世界があるのだ」と言うのがこのフレーズから得られるエッセンスなのでしょうね。