永遠の幸福マインドで今ココを生きる diary

肉体的せかいのおわりを乗りこえる方法 幸福を科学ではなく実感するチャレンジ イエスをメシアと信じることから始まる平安体験の探求と気づきメモ by Davi Blackstone

伝えることの難しさ 伝わることの有り難さ 谷崎潤一郎

『文章のコツ、即ち人に「分からせる」ように書く秘訣は、言葉や文字で表現出来ることと出来ないこととの限界を知り、その限界内に留まることが第一。 谷崎潤一郎

谷崎潤一郎の生涯にわたる葛藤や試行錯誤を表現したフレーズのように感じます。

伝えたいコトと伝わってしまうことのギャップに悩んでいる人が多いと思います。

文章は、自分が日常的に用いている言葉が、受取手の日常の意味合いと異なるケースが非常に多く、そのギャップの一因になるであろうことは推測はできます。

でも、私の場合、書いて伝えることも、語って伝えることも難しさを感じています。

自分の場合は、稚拙である要素が大きいので、フィードバックと鍛錬を積んでいく努力は必要だと考えています。

また、一方的な情報発信の場合は、自分が伝えたいコトです。

でも、本当のニーズに適った知りたいことや聞きたいことならば、受取手の反応も違うのでしょうね。

ファンは、大好きな作家がいて、その世界観に惹かれて、新作が発表される度に、ワクワクドキドキして、作品に接するというのですが、受取手がイメージする世界観とギャップを感じれば、ガッカリするとも聞きます。

日常的なコミュニケーションにおいては、伝える手段を検討したり、フィードバックを得たりすることが可能です。これを積み重ねていくことによって、伝えたいコトと伝わることのミスマッチを解消していくことは可能ですね。

表現者の中には、「分かる人に受け取ってもらえば良い」というチャレンジャーもいます。

同じような背景を持つ人たちや共有できる体験や環境などで、その作品を見た時に感じるモノがありますからね。

伝えられない状況は、ストレスの要因にもなりますから、どうしても伝えたいコト、自分の表現をしたいことなどの分類が大切なのだと考えています。

    谷崎 潤一郎(たにざき じゅんいちろう、1886年明治19年)7月24日 - 1965年(昭和40年)7月30日)は、日本の小説家。明治末期から第二次世界大戦後の昭和中期まで、戦中・戦後の一時期を除き終生旺盛な執筆活動を続け、国内外でその作品の芸術性が高い評価を得た。

初期は耽美主義の一派とされ、過剰なほどの女性愛やマゾヒズムなどのスキャンダラスな文脈で語られることが少なくないが、その作風や題材、文体・表現は生涯にわたって様々に変遷した。漢語や雅語から俗語や方言までを使いこなす端麗な文章と、作品ごとにがらりと変わる巧みな語り口が特徴。『痴人の愛』『春琴抄』『細雪』など、情痴や時代風俗などのテーマを扱う通俗性と、文体や形式における芸術性を高いレベルで融和させた純文学の秀作によって世評高く、「文豪」「大谷崎」[1] と称された。その一方、今日のミステリー・サスペンスの先駆的作品、活劇的な歴史小説、口伝・説話調の幻想譚、果てはグロテスクなブラックユーモアなど、娯楽的なジャンルにおいても多く佳作を残している。
https://ja.wikipedia.org/wiki/谷崎潤一郎 参照 2021年12月16日)