永遠の幸福マインドで今ココを生きる diary

肉体的せかいのおわりを乗りこえる方法 幸福を科学ではなく実感するチャレンジ イエスをメシアと信じることから始まる平安体験の探求と気づきメモ by Davi Blackstone

親を敬うとは エペソ6:1-3

『◆子と親
子供たち、主に結ばれている者として両親に従いなさい。それは正しいことです。
「父と母を敬いなさい。」これは約束を伴う最初の掟です。
「そうすれば、あなたは幸福になり、地上で長く生きることができる」という約束です。
父親たち、子供を怒らせてはなりません。主がしつけ諭されるように、育てなさい。 (エペソ6:1-4新共同訳)』

「父と母を敬いなさい。(出エジプト20:12)」はモーセの律法第5戒です。

ここでは、パウロが子と親の関係について、引用を含めて説明を記しています。

親的な立場であるなら、この箇所を用いて、「子ならば親に対して絶対服従だ」と言うニュアンスで、説明されていることもあります。

しかし、その用い方では、子どもが親の愛を感じられませんね。

元々の真意は、「創造主である神が立てた秩序と権威に従うことが大切」ということです。

また、自分が謙遜を学ぶために、親を敬うと言う意味もあります。

これは、謙遜の逆側にある傲慢から転身するということでもあるのです。

傲慢に陥ると破滅に至ってしまう危険があるのですね。

第5戒には、約束もつけられ、当時のイスラエルの民がやがて到達する約束の地で、これを守ると長く住むことができるというないようでした。

新契約時代のキリストの律法として考えると、子どもが親を敬う姿は、神への献身を投影しています。

決して、一方的に偏った愛では無くて、双方が互いに愛し合う関係を求められているのですね。

人間の親は、偏った愛から、利己的な欲求があり、子どもから搾取したり、虐待したりするケースも多々あって、それに苦悩している人も多くいます。

創造主である神は三位一体の完全な存在ですから、不完全な人間の親とのギャップが、信仰の躓きになるケースも多くあります。

「父親たち、子供を怒らせてはなりません。主がしつけ諭されるように、育てなさい。」と記されている部分は、利己的な親に対しての警鐘なのです。

親自身も、親的立場にいる人も、創造主である神に対して敬う気持ちを維持し、謙遜に役目を果たすことが大切なのですね。

これが、不完全な人間には、非常にハードルが高いことだと考えています。