「キューブラーロス、看取りの五段階説」を要約すると
人間は、自らの死が近いことを知ると、その事実を拒否し、怒り、もがいて回避したいと考え、避けられないと分かると抑鬱状態になり、だんだん死を受容するようになる。
と言うモノですね。
引用されるケースが非常に多いのです。
自分で抗えない現実を目の当たりにするときに、立ち向かうのか、背を向けるのか、うなだれるのか、状況や性格によっても違いますね。
「そんなことあり得ない」と言ってみても、現実が目の前にありますよね。
怒ってみても、現実は砕けません。
むしろ、その立ちはだかる現実を超える手段が見つからないからこそ、不安が増大して怒りに拍車がかかるのでしょうね。
それでも、どうにか避けられないかともがいてみる。
何も有効な手段がないと、精神的に落ち込んでしまいますね。
やがて、避けられない現実は受け止める以外に方法がないという領域に入っていくのですね。
死という現実でなくても、未体験ゾーンに遭遇するときに起きる心の変化と考えるコトもできるのですね。
これを客観的に味わうか、自分なりのショートカットの対処法を開発するか選択肢は色々ありますね。