サザビーの2018年10月5日のオークションでの出来事だそうです。
バンクシーは、ストリートアートを世界各地にゲリラ的に描く覆面アーティストです。
彼の代表作「少女と風船」がオークションで104万2000ポンド(約1億5000万円)で落札されたのですが、その直後に前代未聞のハプニングが起きました。
バンクシー自身が額縁に仕込んだシュレッダーが作動し、作品を細かく切り刻んでしまったのです。
世の中、何に価値がつくのかよくわかりませんね。
この行為を「オークションに対する皮肉を込めた企み」だという人もいれば、「絵の付加価値を高めるため」と言う人もいますね。
バンクシーの意志は図りかねますが、私が想像するのは、「絵がオークションにかけられて落札された瞬間の興奮状態と絵がシュレッダーされるのを見て驚きや落胆の表情をすべて含めてのアートだったのではないだろうか?」という考え方です。
この動画は、オークション後の人々の反応を的確に捉えているように感じます。この動画を含めた芸術作品なのかも知れません。
あなたはどのように感じられますか?