ものごとに優劣をつけるものさしの延長線上にある優越感という言葉があります。
他人よりも、自分が優れているコトにこだわるマインドですね。
一方、劣等感は、自分が劣っているコトにフォーカスしているのですね。
人間には、得手不得手があり、優れている面もあれば、劣っている面もあるはずです。
でも、優劣が決していないと自分のマインドが落ち着かないのでしょうね。
人間は、肉体的な両親があり、誕生してきます。
そして、養育者に養育されて育ちます。
親あるいは親的立場の養育者は、赤ちゃんに対して、遙かに高い優越能力で育てていくケースが多いのですが、成長するにつれ、その差は縮まっていきます。
この時に、子の親離れ、親の子離れがうまくいくと対等な関係を築くことができるのでしょうね。
しかし、そうはならないケースが非常に多いようです。
知人関係でも、親的な人には、好感が持てたり、逆に嫌悪感しか出てこなかったりですね。
また、相手にプレゼントをするのはOKでも、相手からプレゼントされるのはNGだったりする人もいます。
どこかで、何かに引っかかるのでしょうね。
全くの対等な関係は難しいにしても、この事を踏まえて知人関係を客観視してみると、意外な発見があるかも知れませんね。
『多くの友に関わる人は身を滅ぼす。しかし、兄弟以上に親密な友人もいる。(【新改訳2017】箴18:24)』