永遠の幸福マインドで今ココを生きる diary

肉体的せかいのおわりを乗りこえる方法 幸福を科学ではなく実感するチャレンジ イエスをメシアと信じることから始まる平安体験の探求と気づきメモ by Davi Blackstone

富の煩い、生かすことこそ宝 箴言15:6

『6 正しい人の家には多くの富がある。悪しき者の収穫はわざわいをもたらす。 箴言15:6新改訳2017』

「正しい人」と「悪しき者」の対比は二元的だと感じる人が多いのではないでしょうか?

確かに、世の中を色に例えると、「クロ」とも「シロ」とも言い難い「グレー」なイメージで、白黒ハッキリしていない印象です。

「富」には、様々なイメージがあります。

「商いはすべて悪」と考える人も結構多くいる印象があります。

世の中は、健全なお金の流れを必要としています。

確かに、不正蓄財によって、お金が闇に消えていく事が問題になっています。

これは、洋の東西を問わず、今昔を問わず、人間の歴史の中で起き続けていることです。

つまり、健全な商いや収穫で得られる多くの富も存在すると言うことですね。

でも、ズルをして得られる収穫もあり、それらに対する警告も含まれています。

広いお屋敷に、一人暮らし、経済的にも何不自由ない暮らしをしている人がいます。端から見ると悠々自適のように見えますが、当人にとっては、また別の感情があるようです。

それは、寂しさです。自分の妻も、両親も、長男も、先に亡くなってしまったのです。

故人のものも、整理しないまま、ものに囲まれてと言うよりも、ものに埋もれて生活しているというのです。

そこに、「ものに囲まれる幸せ」を当人は感じていたようです。

人間には、耐え難い痛み苦しみがあると、無意識に何かでバランスをとろうとするようです。

財産もゴミに紛れてしまえば、その役割を果たせません。

持てるものを持て余す状況が起きます。

別の人ですが、独身で立派な家を持ち、一生困ることがない現金もありましたが、不安なのです。次から次へと不安探しをして、立派な家もゴミ屋敷化していきました。このケースは、富の煩いと言ったイメージでしょうか?

どれだけの財産があっても、それに振り回されないマインドが大切です。

もっと、幸せなお金持ちが、世の中に増えて欲しいと思います。

でも、本当のお金持ちは目立ちたがらないですね。詐欺や強盗などが増えていますから尚更です。

犯罪によって得た財産も、悪しき者の収穫に当たりますから、それがもたらすわざわいについても、思いをいたす必要がありそうですね。

それを警告している箴言です。