『12 よこしまな者や不法の者は、曲がったことを言って歩き回り、13 目くばせをし、足で合図し、指でさす。14 そのねじれた心は、いつも悪を企み、争いをまき散らす。15 それゆえ、破局は突然やって来る。たちまち彼は滅ぼされ、癒やされることはない。 (箴言6:12-15新改訳2017)』
理不尽な凄惨を極める現場を意図せずに目撃することがあります。
そのようなことが、くり返しくり返し起きている世の中です。
自分がターゲットになれば、ガクガクブルブルになるのでしょうけれど、そうでなければドラマや映画でも不思議なコトに視聴率は上がります。
悪党が世の中を闊歩している姿を、多くの市井の人々は眉をひそめて見ています。
その背景に何があるのかを訝しく思っている人も多くいますが、何らかの「悪の権化」がいるという認識を持っている人が多数派なのではないでしょうか?
聖書では、「暁の子」と呼ばれた「元天使」、「悪魔(サタン)」が悪の背後にいると記しています。
そして、サタンは堕天使を「悪霊」として従えています。
その運命は「火の池」と定められ、その道連れを探しています。
ですから、「創造主である神【主】」は存在しないということを流布します。そのために、天地創造を否定し偶然を装い、桁違いの歴史の改ざんを試み続けています。
また、世界中で人と人、国と国の対立を煽り、紛争へと発展させ、火に油を注ぐように、拡大させようとしています。
そして、反ユダヤ主義に代表されるように、「【主】のワザ」が成就しないようにとちょっかいを出し続けています。
それらは、多くの人を惑わし続けるでしょうけれど、完全に成功することはありません。かえって、人々を覚醒へと導き、【主】への信仰へと転身する人も加えられつつあります。
その活動範囲は、【主】が許可した範囲のみ、そして許可された時までです。
これは、ヨブ記に記された内容で充分に理解できることです。
「ここまで」あるいは「もういいでしょう!!」と言う時が、近い将来に来そうです。
その時に、「悪」は駆逐され、本当に平和な時が訪れます。
それまでは悪がはびこります。時には、争いや災害に巻き込まれるかも知れません。
備えをしつつ、天を仰いで耐え忍ぶことが必要かも知れませんね。やがての時にも備えをして…。