永遠の幸福マインドで今ココを生きる diary

肉体的せかいのおわりを乗りこえる方法 幸福を科学ではなく実感するチャレンジ イエスをメシアと信じることから始まる平安体験の探求と気づきメモ by Davi Blackstone

親しき仲にも…距離やカベはある

いつも繋がっていたいという願望をよく聞く時代です。

手をつないでいれば、同じ空間を共有しているのですが、その相手の心中は、知る由もありません。

蜜月の相思相愛であれば、それも甘い一時なのでしょうね。

しかし、いつまでも続かないのが世の常です。

手をつないでいても、身体を密着していても、自他境界線は存在し続けます。

その、自他境界線の認識も、それぞれで異なるという現実にも、直面することでしょうね。

それは、他人格は「決して一つにはなれない」という現実です。

誰もが、母胎の中で羊水に包まれ、やがて、産み出されて、赤ちゃんから育ってきたのです。

その中で、母と子の自他境界線が明確になってきました。

それは、否定できなない事実です。

また、成長するにつれ、親にベッタリとくっついていた子は、自分の世界観を持ち、個人として自己確立をしてきたのです。

最近、反抗期を感じさせない親子関係を見るようになりました。これは、一見、羨ましくもあり、万事良好にも見えるのですが、様々な要因を内包しています。

また、子どもの自立を願う気持ちから、18歳になると自宅から独立させようと、躍起になっている保護者もいます。

どちらが正解なのかは、答えがありません。

でも、人生で一番大切だと感じる要素はあると私は考えています。

それは、自己確立です。

そのステップは、「自己受容」を通じて、等身大の自分を受け入れる所から始まります。

自己確立は、「自分は一人でも存在として大丈夫」という要素です。

それが、あってこそ、他人との良好な関係性を構築していけると考えています。

自他境界線に、距離や壁(カベ)は付き物です。

これは、個人の防衛ラインでもあるからです。

これを理解した上で、お互いに適切な関係性を探ることで、より良好な繋がりを築いていくことができるのです。

これは、友人・知人関係だけではなく、親子でも大切なのですね。