『憎しみはいさかいを引き起こす。愛はすべての罪を覆う。(箴言10:12新共同訳)』
「憎しみは愛の変化系」と表現したことがあります。
「愛憎」という言葉もあります。
「愛しているのに振り向いてくれないから憎たらしい。」などとも聞くことがあります。
かつて日本にも「鬼畜米英」という言葉があり、メディアがこれを声高に伝えていたそうです。これは、国民感情を煽り、敵国として米国や英国と徹底的に闘わなければならないという空気を醸成させるためだったと評されています。
これは、メディアがさらに盛んになった現代社会においても、プロパガンダとかフェイクニュースなど、ますます盛んになっているように感じられます。
憎しみを増大させて、人間関係にヒビを入れ、人の心に火をつけて、燃料を注ぎ込み、火に油を注ぎ込むような卑劣な手段を繰り返し繰り返し、使い続けているのです。
それに、気づいているなら、客観的に色々な情報に接して、冷静に判断をする必要があるのでは無いでしょうか?
「愛はすべての罪を覆う。」で、連想するのは、御子イエス・キリストです。全人類の罪科を贖った唯一の御方で、間違いなく愛の源なのです。
憎しみに生きるよりも、愛に生きた方が、圧倒的に幸せなのですからね。