永遠の幸福マインドで今ココを生きる diary

肉体的せかいのおわりを乗りこえる方法 幸福を科学ではなく実感するチャレンジ イエスをメシアと信じることから始まる平安体験の探求と気づきメモ by Davi Blackstone

モーセの心の準備 出エジプト4:21-24

『【主】はモーセに言われた。「あなたがエジプトに帰ったら、わたしがあなたの手に授けたすべての不思議を心に留め、それをファラオの前で行え。しかし、わたしが彼の心を頑なにするので、彼は民を去らせない。そのとき、あなたはファラオに言わなければならない。【主】はこう言われる。『イスラエルはわたしの子、わたしの長子である。わたしはあなたに言う。わたしの子を去らせて、彼らがわたしに仕えるようにせよ。もし去らせるのを拒むなら、見よ、わたしはあなたの子、あなたの長子を殺す。』」さて、途中、一夜を明かす場所でのことだった。【主】はモーセに会い、彼を殺そうとされた。(出エジプト4:21-24新改訳2017)』

創造主である神は、モーセの心の準備のために、これからのプランの骨子を伝授しました。

232分の大作である映画「十戒」をご覧になると、この時にモーセに語られたことが、どれくらいのスケールのことなのか理解が進むと思います。私も機会を得て、「十戒」を見直してみようと考えています。

コンパクトに伝えていますが、非常に濃い内容が含まれています。

イスラエルの民に長期間にわたる奴隷生活を強いるようなファラオを相手にするのですから、「10の災い」が必要だったのでしょう。

その過程で、だんだんとファラオが頑固になっていき、最後には、最も厳しい災いが起きるのだという流れを示しているのです。

人間は、自分のいのちがとられることも恐怖に感じますが、身近な最も期待している長子の命が絶たれることほど、絶望の淵に突き落とされるような気持ちを味わうことになるのでしょうね。

モーセは、かつてのファラオが命じた、イスラエル男児皆殺しの最中に、王女の養子として、九死に一生を得た経験がありました。これも、創造主である神の摂理だったのです。

逆境の中でも、命が繋がって行くことの大切さを感じます。

人間の歴史は、絶えず争いの繰り返しで、平穏無事な時期などほとんど無いかのようなイメージですが、それでも、創造主である神の御手の中で生かされてきたのですね。

出エジプトのストーリーは、私自身の奴隷根性からの脱却を促されているように感じます。あらゆることに対して自立しているかをチェックする必要がありますね。