永遠の幸福マインドで今ココを生きる diary

肉体的せかいのおわりを乗りこえる方法 幸福を科学ではなく実感するチャレンジ イエスをメシアと信じることから始まる平安体験の探求と気づきメモ by Davi Blackstone

教養は培養 和辻哲郎

『教養は培養である。それが有効であるためには、まづ生活の大地に喰ひ入らうとする根がなくてはならない。 和辻哲郎『偶像再興・面とペルソナ 和辻哲郎感想集』(講談社)』

教養は大切です。

それをどのように培うのかについて示唆されているフレーズです。

一番注目するべきは「根」だと言うのです。

人間で分かりやすくするならば、「腸」という事ですね。

肉体を養うためには、栄養が必要不可欠です。

どれだけ、良いモノを食べたとしても、胃で分解し、腸で吸収しないならば、身になりません。

これは、最近のアレルギーの研究でも、腸環境に注目する傾向があります。

これが、丈夫なら人間的な生命力の基礎は盤石です。

もう一つは、身体に必要な栄養をいかに取り込むかという課題ですね。

毒を取り込んで、腸から吸収してしまえば、身体に悪影響が出ます。

これは、要注意です。

それと同様に、教養の根っこについても、考えてみる必要があります。

「生活の大地に」とあるのは、大切な根っこを下ろす場所です。

興味本位で動けば、的外れになってしまうかも知れませんね。

本当に必要な養分があるところに、根っこを下ろす必要があります。

その様分を生かして、培養していくのです。

洗脳とか、純粋培養とか、培養の方向性への懸念も付き纏います。

なるべく、自由意志を阻害しないカタチの、培養に務めたいモノです。

教養は、一朝一夕には行かないモノだと思いますが、一生かけるつもりで培っていきたいと考えています。


googleで検索すると以下の表示がでてきます。

きょうよう【教養】
学問・知識を(一定の文化理想のもとに)しっかり身につけることによって養われる、心の豊かさ。