英国のテレグラフ紙、2020年5月14日の報道です。
コロンビアのデザイン会社が、ダンボール製の病院用ベッドを製作しました。
簡易のリクライニング機能もあります。
また、患者が死亡した場合には、そのまま棺にできます。
その場所で、ダンボールを組み替えることによって、患者を動かす必要がありません。
フタをして、運び出す準備が整いました。
土壌で分解されるものです。18ヶ月間使用可能だそうです。
体重150kgまで対応できます。
病院用ベッドと棺の供給不足に対応するために、1ヶ月で3000個を製造することが可能だそうです。
日本でも、ダンボール製の棺があるようです。
ただし、サイズが火葬場に合わないと、対応してくれませんので、事前の確認が必要です。
この動画は、合理的でニーズに沿って作られているのでしょうけれど、ダンボール感がそのままという感じです。機能的にはOKなのでしょうけれど、繊細な感覚を持つ国民には違和感があるかも知れませんね。
棺も通信販売で変える時代になりましたので、お葬式も多様化していくでしょうね。
棺も大切ですが、その時に、誰かに寄り添ってもらえるか? 未知の不安はありますね。