何の前触れもなく、親父がキレてちゃぶ台をひっくり返すという、昭和の茶の間の光景ですね。
人間それぞれには、地雷があり、そこを踏んでしまう何かの要素があると、爆発してしまったり、キレて反応しなくなったりするのですね。
「反応」という現象で、化学の実験で「でんじろう」さんがパフォーマンスするような感じで「おー」というポジティブなリアクションができればいいのですが、「ちゃぶ台返し」的なことは、それを見ている人には「トラウマ」の原因になったりもします。
どうして、そうなってしまうのか?
根っこのところは、「自責に耐えかねて」というコトのようです。自分が感じているプレッシャーをやり過ごす手段を持ち合わせていないので、ちゃぶ台返しで行き場を失ったエネルギーの処理をしてしまうようですね。
お料理を作ったお母さんやお料理を食べ損ねた子どもたちはたまったモノではありませんね。
ちゃぶ台返しをしていたお父さんも、やがて孤独感から解放されて、ちゃぶ台返しをしなくなったそうです。今は、そんなことをする人とは思えないほど「ニコニコ」しているそうです。
それには、お母さん(妻)の愛情と信仰が必要だったとのことで、まさに内助の功ですね。
ちゃぶ台返しをしようとしても、家庭にはちゃぶ台がありません。ですので、無視をしたり、会話を成立させなかったりなんて、妙な方向にエネルギーを向ける人も多くなっているようですよ。
そうそう、ゲームセンターで、ちゃぶ台返しゲームというモノがあるらしいので、自信のある方はチャレンジをしてくださいね。