『29:4 正義によって王は国を建てる。重税を取る者は国を壊す。 箴言29:4新改訳2017』
ソロモン王の時代には、繁栄していたと聞くイスラエルでも、重税という概念があったのですね。
いつの時代も下々の民は、「税」を「ゼイゼイ」と収めさせられていたのでしょうか。
ソロモン王の息子の時代には、それよりも重税をという記事も聖書にありますから、政策のために必要なのではなくて、自らの権威を示すための手法なのだと推察しています。
「正義によって王は国を建てる」と聞くと、ソロモン王の就任時を思い出します。
創造主である神【主】に、「何が一番欲しいか?」と問われた時に、「知恵」を求めました。
それによって、「【主】からの知恵」による国家運営がなされ、盤石な時代を築いたのです。
しかし、人間は、満ち足りると傲慢になり、気も緩むのです。
その点では、ソロモン王の父、ダビデ王もそうでした。しかし、ダビデ王は、数々の失敗もしましたが、根っからの正直者でした。何度も、心からの悔い改めをし、見事な転進をしたのです。
正義による統治については、理想的な統治の姿が、イザヤ11章に預言されています。
『11:1 エッサイの根株から新芽が生え、その根から若枝が出て実を結ぶ。
11:2 その上に【主】の霊がとどまる。それは知恵と悟りの霊、思慮と力の霊、【主】を恐れる、知識の霊である。
11:3 この方は【主】を恐れることを喜びとし、その目の見るところによってさばかず、その耳の聞くところによって判決を下さず、
11:4 正義をもって弱い者をさばき、公正をもって地の貧しい者のために判決を下す。口のむちで地を打ち、唇の息で悪しき者を殺す。
11:5 正義がその腰の帯となり、真実がその胴の帯となる。 イザヤ11:1-5新改訳2017』
これは、千年王国(メシア的王国)でのメシアであるイエス・キリスト(第二位格)の姿です。
イエス・キリストの系図を見ると、ダビデ王の血筋に当たり、後々、神100%でありながら、人間100%として、初臨された御方の預言です。
その御方が、ダビデの王座に着き、全世界を統治されるのです。
これは、最高の帝王学ですが、ふつうの人間には、かなりハードルが高い事でしょう。
創造主である神【主】の第一位格である御父への態度、その御心に沿って生きるという精神、何が民のために正しく、幸福に寄与するかという知恵などを網羅しています。
もし、なんらかのリーダーシップをとる立場にいるならば、この中の少しでも反映させたいと思います。
理不尽な時代に生きる人間は、このような公平公正な政治が到来するのを待ち望んでいます。
今は、重税を取り除いて欲しいと願う人が多い時代であるのも事実です。
より良い時代に、希望を持ちつつ。