「私たちが子どもに与えられる永続する遺産は二つしかない。一つは『根』であり、もう一つは『翼』である」―ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(ドイツの文豪)
創業者などで、大きな財産を築いた人の中には、子どもには、莫大な遺産を渡さないと言う人がいます。
もちろん、幾分かは、遺ることになるのでしょうけれどね。
しかし、とてつもなく大きな金額は、人生の本質を見失うという要素があるようです。
近年、日本でも「Fire」という言葉が多用されています。これは、自分の資産が億を超え、一生安泰な経済的土台を築いた人たちへの称号のようなモノです。
「Fire」を達成した人の中には資産はそのままで、元のサラリーマン生活へと逆戻りするという人もいるそうです。「その方が、人間らしく生活できる」という理由らしいです。
人間は、幾分かのお金は必要ですが、ほどほどあれば、生きていく事ができます。それよりも大切なのは、時間の使い方や良好な人間関係による潤いです。
どうやら、サラリーマンに戻った人は、体験的にその大切さに、気づいたようです。
このフレーズは、札束ではない遺産についての示唆です。
その一つは、「根」です。これは、自分が居る場所で、必要な水分や養分を得るために根を張り巡らすことです。また、それは、自分の支えを得ることでもあります。
二つ目は、「翼」です。これは、自分に与えられた自由を満喫できるようなイメージです。
自分の居場所を確保しつつ、自分の可能性を広げていくと言うことです。
これを自分自身味わいながら、誰かが、それぞれの選択で、羽ばたけるように応援していきたいと考えています。
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(Johann Wolfgang von Goethe[注釈 1]、1749年8月28日 - 1832年3月22日[1])は、ドイツの詩人、劇作家、小説家、自然科学者、博学者(色彩論、形態学、生物学、地質学、自然哲学、汎神論)、政治家、法律家。ドイツを代表する文豪であり、小説『若きウェルテルの悩み』『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』、叙事詩『ヘルマンとドロテーア』、詩劇『ファウスト』など広い分野で重要な作品を残した。
その文学活動は大きく3期に分けられる。初期のゲーテはヘルダーに教えを受けたシュトゥルム・ウント・ドラングの代表的詩人であり、25歳のときに出版した『若きウェルテルの悩み』でヨーロッパ中にその文名を轟かせた。その後ヴァイマル公国の宮廷顧問(その後枢密顧問官・政務長官つまり宰相も務めた)となりしばらく公務に没頭するが、シュタイン夫人との恋愛やイタリアへの旅行などを経て古代の調和的な美に目覚めていき、『エグモント』『ヘルマンとドロテーア』『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』などを執筆、シラーとともにドイツ文学における古典主義時代を築いていく。
シラーの死を経た晩年も創作意欲は衰えず、公務や自然科学研究を続けながら『親和力』『ヴィルヘルム・マイスターの遍歴時代』『西東詩集』など円熟した作品を成した。大作『ファウスト』は20代から死の直前まで書き継がれたライフ・ワークである。ほかに旅行記『イタリア紀行』、自伝『詩と真実(ドイツ語版、英語版)』や、自然科学者として「植物変態論」、「色彩論」などの著作を残している。