『◇生きるために食べよ、食べるために生きるな (イギリスのことわざ)
ソクラテスの言葉が由来。人は何のために生きるのか。ただ、日々、食べるため、その日その日の営みのために生きているのか。そうではない、生きるために、日々の営みを繰り返しているのだ、ということ。生きる目的と、そのための行為を取り違えてはいけない、つまり、手段が目的になってしまってはいけない、という意味で「食べる」ことだけにとどまらない。勉強をするために生きるのでなく、金を稼ぐために生きているのでもない。より良く生きていくために、それらの行為が存在しているのだ。』
イギリスで使われている言い回しのようですが、そのルーツは、ギリシャだったようです。
哲学者のソクラテスは、世界中に影響を残し続けています。
これは、21世紀の世の中でも、刺さるフレーズだと思います。
「食べるために生きる」という人が激増している世の中だからです。
生活のゆとりがなく、ある人は、借金返済に追われながら、その日その日を逞しく生き抜いています。
経済的な流れも、ずいぶん変わってきました。
昔は、エンゲル係数という言葉が多用されていました。これは、「家計の消費支出(生活費)に占める食料費の割合(%)を示す指標」です。
その後は、なぜかエンジェル係数という言葉がではじめ衝撃的でした。これは、野村證券がつくった造語で、「家計の消費支出に占める子育て費用(教育費、食費、衣類、お小遣いなど)の割合のこと」を意味しています。
そして、今の時代は?
スマホ代やサブスクなどの課金が支出のウエイトを占めてきています。その中には、憧れからのオーバースペックもあり、それらの見直しを手伝うことで商売になるという不思議な時代です。
常々、思うのは、お金の使い方は難しいと言うことです。稼ぐのも難しいですが、比較すれば、それよりも適正な支出の難易度が高いと感じています。
その根元にあるのが、冒頭のフレーズの「生きるために、日々の営みを繰り返している」という意味合いです。
「手段が目的になってしまっては」いないかという提示です。
「より良く生きていくために、それらの行為が存在している」というのは、自分自身が主体的に、どの方向性を目指すのか?
それが、問われているのですね。
周囲のアドバイスも参考にしながら、より良い光が差す方向へと、向かいたいと考えています。