永遠の幸福マインドで今ココを生きる diary

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歯牙(しが)に懸けず 中国の故事成語

『◇歯牙(しが)に懸けず (中国の故事成語)

『史記』の中の「叔孫通伝(しゅくそんつうでん)」からの由来。
問題にしないこと。秦朝末期、陳勝と呉広が反乱を起こした。博士たちは「これを討つべし」と言ったが、叔孫通は「今回の反乱は、盗賊の類で問題にすることはありません(何ぞ歯牙の間に置くに足らん)」と進言。この発言は、秦を見限り、安全に脱出するための方便だったが、満足した皇帝は褒美を与えた。歯牙とは口の端のこと、「歯牙の間に置く」「歯牙に懸く」とは「論ずる」、「歯牙に置くに足らん」「歯牙に懸けず」は、「論ずるに値しない」ことを意味する。』

 

中国語には、「無問題」という表現があり、「モウマンタイ」と発音します。

これは、広東語由来の「問題ない」「大丈夫」を意味する言葉です。1999年の映画をきっかけに日本で定着しました。

似た表現は「ノープロブレム」「問題なし」「心配無用」などで、軽快な返事として使われます。

冒頭のフレーズは、このようなニュアンスで使われているのですね。

言葉の由来を探るのは、川の水源に遡っていくような感覚があります。

また、一つの謎解きの要素もあります。

しかし、そこには、諸説が横たわり、何が正解かもわからないという事が多いです。

人間が繋いできた、いのちや文明は、絶えず変化して、その中には方言も生まれてきました。

今の時代は、グローバル化のパワーが強いと感じますが、ローカルパワーは、ずっと存在し続け、最強なのでしょうね。

方言や表現は、ローカルパワーの影響を受けて、なおかつ、発音の違いや言い間違いも含めると多岐にわたります。

さて、冒頭のフレーズですが、「歯牙に懸けず」は、日常会話には、ほぼ、登場しないですよね。

それよりも、「無問題」や「ノープロブレム」「問題なし」「心配無用」という方が一般的でしょう。

人間の能力には、限界があります。

自分に届いた情報をすべて問題視していたら、情報処理が大変な事になります。

自分にとっての優先順位を考えながら、「無問題」と言って、スルーできる体制にしていきたいですよね。

この課題の切り分け、アドラー心理学でも出てきます。

あまり、厳密にしなくても良いのかも知れないと考えています。

でも、いつも、ルーチンワークで行っている事も、時には、思い返して、「無問題」の要素がないか吟味して見るのも必要かも知れません。

そんな事を気づかせてくれるフレーズでした。

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