『26:4 愚かな者には、その愚かさに合わせて答えるな。あなたも彼と同じようにならないためだ。 箴言26:4新改訳2017』
初めての人と面談するときに大切な要素があると教えられます。
それは、「ミラーリング」とも言われます。
相手の仕草を再現しつつ、映し鏡のように、振る舞うことです。
それにより、共感性が芽生え、会話がスムーズになると言うのです。
これは、相手の存在に対して承認するアプローチだと考えています。
しかし、それにも限度があります。
暴力的振る舞いなどは、許容できないからです。
まあ、「ボディコンタクト」という特殊な領域なら話しは別でしょうね。
対面するときのミラーリングは、合わせる側が冷静である事が、最大限求められています。
家庭の中で、激し目のやり取りをするパターンもあります。
それも、コミュニケーションと見れば、何の支障もないでしょう。
でも、そのような環境に身を置かなかった人からすると、恐怖さえ感じてしまうこともあります。
恐怖や萎縮などは、コミュニケーションに歪みを与える要素でもありますから、気を付けたいポイントです。
「愚かな者」とは、どういう事でしょうか?
「今だけ、カネだけ、自分だけ」をそのままで行く人も一つのパターンかも知れません。
自分だけの欲望を果たしたいという気持ちが強ければ、周りに配慮せずやりたい放題になるでしょう。
この状態は、制御不能です。もちろん、周囲も本人でさえも。
どうすれば、回避できるのか?
それは、本人の自覚が出てくるのを待つ必要があります。何かの挫折体験が一番インパクトが強いでしょうね。
それまでは、周囲は、見守るしかないのです。
これには、知恵と忍耐が求められます。その存在を承認しつつ、決して、同調同化せずに、当事者の不安な気持ちを吸い取り紙のように、受けとめるのです。
もちろん、自他境界線(バウンダリー)を引き、お互いに干渉しないように配慮は大切ですね。
言い合いになると、水掛け論になり、逆効果です。それは、さらに、転換期を遠ざける可能性が高くなるので、忍耐で、凜とした対応が求められるのです。
この箴言からは、このような示唆を感じます。