『悪い夫を手に入れる女性は大概結婚を急ぎ過ぎた人です。よい夫を得られるならいくらか結婚が遅れてもおそ過ぎることはありません。 ダニエル・デフォー『モル・フランダーズ』(岩波書店)』
人生の中で、周囲からのプレッシャーがあります。
「女はクリスマスまで、男は大晦日まで」なんて言われ続けたという先輩の女性がいます。
これは、25歳までに結婚するようにというプレッシャーです。
そもそも、人生はどうなるかは誰にも分かりません。
一番大切なのは、個人の自由意志です。これは、自分本位に考えるのがベストです。それができないケースも聞きますけれどね。
独身でいても、結婚しても、子どもがいても、いなくても、何かの差別や偏見に晒されることが無い社会が望ましいです。
ともすれば、結婚するのが当たり前などという話も、燻っています。
それらのプレッシャーを回避するために焦ると、冒頭のフレーズのようになりかねません。
結婚しても、子どもが授かるとは限りません。
世の中の標準世帯が、夫婦と子ども二人というものさしで計算されたりするので、それが当たり前のモデルとされるのでしょうか?
でも、子どもがいない家庭は、見回しただけでもあるものです。
最近は、単身の人も増えつつあります。
自分の選択で、最良を選んでいけば、どの様な状態でも、それが良いのではないでしょうか?
生きている限り、さらに、良い選択に巡り会うチャンスも可能性はあります。
焦らず、自己充足して、そこそこの社会貢献をしながら、生きていくという程よい加減を目指すことも大切なのだと考えています。
自分以外の人生ではありませんから、自分本位を目指したいですね。
「今だけカネだけ自分だけ」の自分勝手をしていると、孤立してしまう可能性がありますので注意が必要ですね。
焦らず、チャレンジする人生を大切にし、有用な周囲の声を生かしていく柔軟性も持ちたいと考えています。
ダニエル・デフォー(Daniel Defoe [ˈdænjəl dɨˈfoʊ], 1660年 - 1731年4月21日)は、イギリスの著作家、ジャーナリスト。『ロビンソン・クルーソー』を書いたことで有名。