阿蘇の外輪山を観光しに行った事があります。
広大な草原で、気分が壮快になった記憶があります。
しかし、しばらくすると、観光では維持できず、また、放牧していた牛のニーズも減少したなどの理由から売却され、今では、約119ヘクタール(福岡ペイペイドーム17個分)に広がるパネル約20万枚が敷き詰められている。
これを知ったのは、「X」のタイムラインです。
とにかく、衝撃を受けました。
九州の電力供給が不安定になったという報道がありました。
太陽光発電の買い取りが、第一段階では条件が悪くなり、その次には買い取り中止の流れになってきました。
確かに、土地を維持管理するコストがかかりますので、それを手当てするための方策は必要です。
維持費や。固定資産税など、持ち出すとなると負担が重くなります。
ですから、何らかのお金を稼ぐ手段を付加して、出来れば、利益まで出るようにしたいという心情は理解できます。
でも、この景観は、とにかく悲しすぎます。
だったら、「買い取って維持管理しろ」と言われても、残念ながら私には為す術がありません。
もう一つの懸念は、太陽光パネルから、その土地への影響です。
その一つは、有害物質への懸念です。
さらに、発電による電磁波などの影響です。
人間には、想像できない範囲ですが、生態系への影響です。
生物や動物たちは、変わり果ててしまったその場所で、快適に生きているのでしょうか?
近い将来に、何らかの対策がなされることを望みます。
自然エネルギーと言われても、良いことばかりではないのですね。非常に残念です。