『9:9 知恵のある者に与えよ。彼はますます知恵ある者となる。正しい人を教えよ。彼は洞察を深める。 箴言9:9新改訳2017』
自分の周囲に、祝福を受けている人を見ると、どのような気持ちになるのでしょうか?
世の中には、持たない者は、持っていると思い込んでいるものまでも、取り上げられるような恐怖心を持つ人がいます。
また、突然、予想外の大きな収入があった人は、それに困惑し、それが誰かに取り上げられるのかもしれないと恐怖を吐露した人もいました。
自分の所有さえ、受けとめるのが大変な時がありますよね。
人や資金などが押し寄せる人もいます。
中には、熊手でかき集めて、相当溜め込んでいるような人もいます。集めたモノに押し潰されなければ良いのですが、時には、そのような流れをつくる意欲も機能するのですね。末路はさまざまです。
でも、どれだけ資産が増えても、動じること無く、それらをコントロールする知恵を持っている人がいるのも事実です。
どうやら、「知恵」が「知恵」を呼んでいるようです。
「持てる人が、ますます、持てる人になる」という流れですね。
知恵は、目先や表面上に惑わされません。モノゴトの奥まで洞察する力に満ちている一面もあると考えています。
そのような知恵は、人間的な積み重ねと考えられる要素もありますが、その根っこをたどると、創造主である神【主】に繋がっていると考えざるを得ないようなものでしょう。
『1:3 その人は流れのほとりに植えられた木。時が来ると実を結びその葉は枯れずそのなすことはすべて栄える。 詩篇1:3新改訳2017』
このような聖句もあります。その【主】の流れから豊かな水を得て、平安に結実の時を待つことができるのです。
『4:13 イエスは答えられた。「この水を飲む人はみな、また渇きます。
4:14 しかし、わたしが与える水を飲む人は、いつまでも決して渇くことがありません。わたしが与える水は、その人の内で泉となり、永遠のいのちへの水が湧き出ます。」 ヨハネ4:13-14新改訳2017』
また、その水は、無尽蔵の泉で、渇きを癒やします。
さらに、その器が潤うと、そこから泉となって流れ出るのです。
それは、永遠のいのちへの水が湧き出している、すべての源なのですね。
この地上生活では、健康のことも、経済のことも、対人関係のことも、現実に応じた知恵が必要です。
まず、永遠のいのちへの水の供給を受けると、その知恵も合わせていただけるとすれば、これこそ有難い限りです。この泉に、ドップリ浸かっていたいですよね。